赤白のボーダーシャツにメガネでおなじみの“ウォーリー”。さまざまな時代や場所を舞台に、人ごみの中から彼を探し出す人気絵本シリーズが、2017年に出版から30周年を迎えた。現在、それを記念して東京・松屋銀座では『誕生30周年記念 ウォーリーをさがせ!展』が開催中。日本初公開となる絵本原画の中には、シリーズ第1作、1枚目のイラストや、ウォーリーが「戦国時代」にやってきた日本モチーフのユニークなものも展示。ウォーリー探しに夢中になってしまう空間が広がっている。 『ウォーリーをさがせ!』は、1987年に出版、世界38カ国、30言語に翻訳され、世界的ブームを起こした絵本シリーズ。本展では、絵本原画に加え、初期の設定イラスト、作者のマーティン・ハンフォード氏が子どもの頃に描いた作品、特別映像など、約150点の貴重な展示が並ぶ。子どもも大人も夢中になった細密な絵本が、大きなアートとなり壁面を飾り、ウォーリーの世界に入り込んだ感覚になれる。
2018/04/21