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[ALEXANDROS]新曲が東京メトロCMに 川上洋平「心の中でそっと口ずさんで」

 ロックバンド[ALEXANDROS]の最新曲「ハナウタ」が、女優・石原さとみ出演の東京メトロ「Find my Tokyo.」シリーズ新作『浅草_ワクワクする遊びが生まれ続ける』篇のCMソングに起用されたことが29日、わかった。作詞に詩人・小説家として人気の最果タヒ氏を迎え、バンド初となるコラボ楽曲が誕生した。CMにはメンバー4人も登場する。

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 毎回、さまざまなアーティストがコラボレーションすることで知られる同CM。今回は[ALEXANDROS]の楽曲に最果氏が作詞、音楽プロデューサー・小林武史氏の編曲がタッグを組んだ。楽曲は、川上洋平(Vo/G)が、通学通勤のメトロの中でハナウタを歌うことをイメージして作ったというとおり、春らしい柔らかな印象のミディアムテンポの楽曲に仕上がっている。

 新CMは、きょう30日午前10時から特設WEBサイトで先行公開。4月1日よりメトロ駅構内・車内ディスプレイおよびテレビで順次公開される。楽曲は、5月23日発売のニューシングルに収録予定。

■川上洋平 コメント
私は曲を作る時に電車に乗る人の事を考える事が結構多いのですが、それはかつて通勤、通学中に「今ここで歌えたらなぁ」とよく思っていたからだと思います。

電車内はちょっとおとなしくしないといけませんが、心だけは自由にあって欲しいという思いから今回の楽曲はスタートしました。

なのでサビは小さな声でも口ずさめるようにこしらえました。心の中でそっと口ずさんでみてください。

小林武史さんの柔らかくも激しいアレンジ、最果タヒさんのヒリヒリとしつつ包み込むような歌詞が入った事で立体的な歌になったと思います。

ぜひメトロに乗りながら楽しんでください。

■最果タヒ氏コメント
簡単に「つながっている」だなんて言わないで。どこにだって言葉が届く時代だとしても、誰とだって知り合える時代だとしても、言わないで、と願ってしまう。語り合っても触れ合っても、どうしようもなくひとりぼっちの部分が私の中にはあって。それが、私という人間を形作っているのだと知っている。さみしさがすべて離散したら、私は幸せになるんだろうか。ただ雨粒のように世界に降り注がれて、蒸発していくだけじゃないのか。親しい人を作っていくことばかりが、世界との関わり方だとは思えず、私は時々、ひとりで街に出る。見つめ合うことのない人と、すれ違って、すれ違って。だれとも関係を構築しないまま、1日を過ごす。

街と私を結ぶのは、きっと線路のようなものだと思います。人と人の関係のように、赤い糸で直接つなぐことはない。街は、私が訪れることを期待していないし、拒んでもいないけれど、それでも定期的にメトロがやってきて扉を開いてくれるのだ。たとえ、誰とも待ち合わせをしていなくても。たとえ、1日をひとりのままで終えるつもりだとしても。昼下がりの地下鉄に乗り、ひとり、前を見つめるあの時間。今回のお話をいただいて、まずその時間のことを思い返した。川上さんから、この曲は小さな声で口ずさめるように作った、という話を聞いて、小林さんから、日常に潜む非日常、という言葉を聞いて、地下鉄でひとり呼吸をする自分自身を思い出していた。ひとりだけれど、何もかもが停止しているわけじゃないんだと、車窓に映る自分を見ると信じられた。そのことを、忘れることはできなかった、ずっと、書くあいだ。

この曲に関わることができて、本当に嬉しいです。メトロで、ぜひ、聴いてみてください。

■小林武史氏 コメント
ニューヨークの小さなスタジオで顔合わせがあってから新宿のスタジオでミックスが終わるまで、いろんな場所を経ながら、歌詞を書いてくれた最果さんとも関わりながら、移動しながら変化していってできた楽曲です。

勢いもあるけど瑞々しく、柔軟さを持っている[ALEXANDROS]だからこそ起こせた出会いや化学反応だったと思います。

日常に潜む非日常というか、ちょっとしたサスペンスを持った気持ち良さと美意識が交錯するような出来栄えになりました。この出来上がりは本当にメトロで聴いて欲しいです。



関連写真

  • 東京メトロ「Find my Tokyo.」新CMに特別出演する[ALEXANDROS]
  • [ALEXANDROS]
  • 作詞は最果タヒ氏が担当

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