女優の天海祐希、俳優の沢村一樹が9日、東京・木場のレストラン、ア・タ・ゴールで行われたテレビ朝日系アガサ・クリスティ二夜連続ドラマスペシャル制作発表記者会見に出席した。

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　春らしいエピソードを聞かれた沢村は「新宿御苑でお花見していて、お手洗いに行きたくなって…何十人並んでたんですけど前も後ろも二丁目の人だったんです。結構スリリングだった」と報告し、天海は「また見出しがこれになっちゃうじゃないですか！」と思わず呆れ顔。「でもマナーを心得ているのかお手洗いでは声からけないんです。終わった後に『いつも見てます』って。いろいろ見られたんだろうな…」と不敵な笑みの沢村に「これに（記事を）割かないでください」と記者にお願いする天海だった。

　同作は世界のミステリー女王、アガサ・クリスティの名作を日本に舞台を置き換えてドラマ化。天海は『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』（24日 後9：00）、沢村は『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』（25日 後9：00）にそれぞれ主演する。アガサ作品の人気キャラ“ミス・マープル”の和製というべき探偵・天乃瞳子を演じる天海は「ミス・マープルだと思うととてもとても荷が重いのでそこまでは考えずに、今回の世界にひたれるように大切に演じました」と振り返った。

　会見では「歌舞伎町で働いていた」という沢村が作品をイメージしたブルーとレッドの美しいノンアルコールカクテルづくりに挑戦。高めの位置からシロップを注いで「いまちょっと“もこみち”でいれます」と得意げな沢村が、ドヤ顔でシェーカーを振るなど終始笑いを誘ったが、テーブルにこぼしてしまい「ひっどいことになってる…」と天海から突っ込まれる場面も。出来上がった「パディントンブルー」「鏡は横にひび割れてロッソ」と沢村が名付け2人で乾杯。天海は「スキッとしてる。事件もスキッと解決したいです」と作品にかけて感想を語っていた。