俳優の岸谷五朗（53）、寺脇康文（56）が7日、都内で演劇ユニット「地球ゴージャス」15作目の新作公演『ZEROTOPIA（ゼロトピア）』のけいこ場公開に参加した。

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　岸谷は「お忙しいところ、寒いのにたくさん集まっていただきまして、ありがとうございます。けいこに入って1ヶ月ちょっと経ちました。いつも言っているんですが、地球ゴージャスの代表作は最新作。今回も素晴らしいキャストが集まってくれた。それぞれ、みんな特別な能力を持っていて、今回の作品の内容にぴったり。まだまだ非力な地球ゴージャスでございます。みなさまのお力添えを得て『ZEROTOPIA』という作品を幸せな作品にしていただけたら」と語った。

　そして岸谷は「寺脇康文でございます」とバトンタッチ。寺脇が「寺脇でございます」とあいさつすると、岸谷は「ありがとうございます」と流れを切ってにやり。寺脇から「終わってない！」とツッコまれ、満足そうに笑った。そんな寺脇は「地球ゴージャスも結成して24年経ちます。その分、自分たちも年を取る。若造と思っても、もう56歳で最年長」としみじみ。「でも、いい数字なんです。ゴローですから。ダブルゴロー・イヤーなんです」とニッコリ。「ここ使いどころですよ」と何度も「ダブルゴロー・イヤー」と連呼して西川貴教から「変な期待をしないでくださいよ」と静止されていた。

　今作では「生」という普遍的なテーマを題材に、沈没した豪華客船から必然的に生き残った男女を待ち受ける運命が、地図にない辿り着いた島を起点（ゼロ）にユートピア（理想郷）、ディストピア（地獄郷）のどちらへ向かうのかを描く。

　けいこ場取材には柚希礼音、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜、水田航生、植原卓也、藤林美沙、原田薫、大村俊介（SHUN）も出席。同作は来年4月9日からの東京・TBS赤坂ACTシアター公演をはじめ、愛知、新潟、福岡、広島、大阪の全国6ヶ所で上演される。