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韓国俳優が思わず涙、想像以上の日本語演技の難しさ

 韓国ミュージカル『マイ・バケットリスト』の日本語公演の制作発表会が都内で行われ、キャストのキム・ヨンソク(CROSS GENE)、テウン(SNUPER)、インジュン、ミンス、キム・ナムホと、演出を手がけるパフォーマンス集団PaniCrew中野智行が登壇した。

『マイ・バケットリスト』日本語公演の制作発表会にて。キャストの5人と演出の中野智行(右端)

『マイ・バケットリスト』日本語公演の制作発表会にて。キャストの5人と演出の中野智行(右端)

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 韓国で2014年から繰り返し再演されている人気ミュージカルの日本語版キャストには、日本語が堪能な5人が起用されたが、この日の会見では、日常会話とはまったく異なる日本語での演技への戸惑いも告白。日本語の公演の難しさを改めて感じていると口を揃えた。

 しかし、韓国人キャストへの演出は初めての中野は、「2時間弱、外国語でのミュージカル、しかも2人だけで演じるのは、想像を絶するストレスだと思う。ものすごく難しいことに前向きにチャレンジしてくれて、その壁を乗り越えようとするこの5人のチームワークが、見ていて毎日泣きそうになるくらい感動していて、日々僕が勉強させられている気分です」と5人を絶賛。

 チームワークについては、インジュンも「もともと知り合いではありましたが、(仕事の現場で)ここまで仲良くなれるのか? というくらい仲が良いです。毎日夜中2〜3時まで本読みをして、稽古の後に一緒にご飯を食べに行って。そんな僕たちの良い雰囲気が舞台を通して伝わればいいなと思っています」と熱く語った。

 また、ファンから「お互いのすごいと思うところは?」と聞かれた際に、ミンス、テウン、キム・ヨンソク、インジュンの4人全員がミュージカル俳優のキム・ナムホを絶賛。ふだんは、ダンスや歌がメインのアイドルにとって、彼の存在がどれだけ心強く、どれだけ勉強になっているかを口々に話すと、キム・ナムホの目から思わず涙が。それを見たインジュンは「泣いてんじゃねぇよ!」。ミンスも「兄貴が泣くから俺も泣けてくるじゃん!」とふざけながら突っ込みつつ、もらい泣きをしてしまう場面も見られた。

 日本語公演への挑戦でそれぞれが困難に立ち向かいながら、しっかりとその役柄にも共通する関係性も築き上げてきているようだ。『マイ・バケットリスト』は、2月20日〜28日の期間で東京・新宿シアターモリエールにて開催される。

PaniCrew・中野智行、韓国ミュージカル日本語版演出で日韓文化の融合に挑む

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  • 『マイ・バケットリスト』日本語公演の制作発表会にて。キャストの5人と演出の中野智行(右端)
  • 笑顔を見せるキャスト5人

提供元:CONFIDENCE

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