• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

ブレイク必至の注目女優・仁村紗和、映画への熱い思い「幅広い役を演じたい」

 「大阪出身で、小さい頃からお笑いが好きでした。ダウンタウンさんが特に好きで『ごっつええ感じ』はDVDで見て育ちました。松本人志さんがやっていたキャシィ塚本というキャラクターが好きです(笑)。本を読むのも大好きで、最近は寺山修司さんの作品を読みました」。体を前のめりしながら話すのは、太い眉とくっきりとした目鼻立ちが印象的な女優・仁村紗和(23)。所属事務所であるサンミュージックが「安達祐実以来の本格派」と称するほど、ブレイクへの期待がかかる仁村に芸能界入りから今後の目標を聞いた。

今年ブレイク必至の注目女優・仁村紗和にインタビュー (C)ORICON NewS inc.

今年ブレイク必至の注目女優・仁村紗和にインタビュー (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■20社以上殺到のスカウト伝説 同世代との共演で感じた演技の魅力

 高校時代、夏フェス『a-nation』を見に行くために地元の大阪から上京した仁村だが、表参道を歩いているとスカウトが殺到。20社以上から「連絡先を知りたい」と囲まれるほど、デビュー前から圧倒的な光を放っていた仁村だが、当の本人は「その頃は丁重にお断りさせていただいたのですが、自分にどんな魅力があるのかなっていう気持ちと、やっぱり東京はスカウトの方が多いんだなって思っていました」とあっさり。その後、2014年2月に19歳で上京し、芸能界の舞台へと飛び込んだ。

 モデルとしての活動を中心に行っていたが、女優としての仕事も次第に入ってきた。演技の魅力の虜になったのは、2014年に放送されたEテレ『ロンリのちから』にレギュラー出演した時だったとなつかしそうに振り返る。「お芝居形式で、これってどういう意味なんだみたいなところから始まって、そこから論理的思考を学んでいく…という番組だったんですけど、同世代の役者さんも4〜5人出ていて、触発されました。この番組がきっかけで、お芝居への欲みたいなものが出てきました」。

 芸能界入りまでは演技未経験だった仁村だが、中学1年生から高校3年生までの6年間習った“ダンス”で培った表現力が頼りになった。「ダンスでも悲しい音楽で悲しい表現をするということはあったので、体を使って感情を表すという意味ではつながっているところがあるのかなと思います。アニメーション系でロボットダンスみたいな感じのポッピンというダンスが一番得意です。高校を卒業してからしばらくはダンスに関わるお仕事をやってみたいなと思っていた時期もあって、大会などにも出ていたんです」。

 2016年にはフジテレビ系『明日もきっと君に恋をする』でドラマ初主演、同年には舞台『エレクトラ』にも出演するなど、着実に女優としてのキャリアを積み重ねてきた。そんな中、今年1月15日より配信がスタートしたインターネットテレビ局「AbemaTV」開局初の完全オリジナル連続ドラマ『#声だけ天使』で、見事ヒロイン役を射止めた。

■直近の作品では振れ幅のある役に挑戦 “年女”として飛躍を誓う

 仁村が演じるヒロインの安西さくらは、悲しい過去を持った一流私大に通うお嬢様。これまで演じたことのない役どころであるがゆえ、不安もあったと明かす。「悲劇のヒロインに振ってしまおうとも考えていたのですが、監督さんからは『普通の女の子に見えるように演じてほしい』とのリクエストがあったので、そこの表現は難しかったですね。セリフとセリフの間に、あえて変な間を入れてみたりして、自分なりに考えながら演じていきました。役どころは暗いんですけど、現場ではものすごく明るくて『よーい、スタート!』でカチンコがかかるまでは、和気あいあいと話をしていました」。

 1月20日より福岡で先行上映が行われ、今月3日から全国公開される広瀬アリス主演の映画『巫女っちゃけん。』では一転、ギャル語を使う巨乳の巫女役に挑戦。「見た目のイメージで、アンニュイなものを求められることが多いので、何で私にこのような役のオファーが来たのか、全くわからなくて」と笑顔で打ち明けつつ「福岡県の宮地嶽神社で撮影をしたんですけど、あの神聖な雰囲気で袴を着ると背筋が伸びました。最初の3日間で所作の練習をしたりして、本当に巫女さんの修行に来たっていう感覚でした」と充実感をにじませる。

 劇中では、広瀬演じる主人公の巫女・しわすから「ブス!」と容赦なく言い放たれるそうだが「本当におもしろくて、アリスちゃん最高です! 撮影合間は、お互い犬を飼っているので、その話をして『今度、犬会しよう!』って言いながら盛り上がっていました」とにっこり。作品同様、インタビューでもいろんな顔を見せてくれた仁村。ネクストブレイク筆頭の女優にふさわしく、まだまだ引き出しがありそうだが、今年は年女だ。駆け上がる準備はできている。

 「今年はたくさん映画に出たいです。ドラマも舞台もスゴく楽しいんですけど、やっぱり映画はタイトルがあって、ひとつの作品みたいな感じで残るのが好きなのと、ひとつのシーンにじっくり時間をかけて向き合うことができるペースも自分の性格にも合っているなと思います。プライベートで、お着物のことを勉強したり、自分で着たりすることもあるので、時代物の作品にも挑戦してみたい。幅広い役を演じられるよう、もっともっとたくさんの作品に出させてもらって、吸収していきたいです」。
ABEMA人気番組の最新情報いますぐチェック

関連写真

  • 今年ブレイク必至の注目女優・仁村紗和にインタビュー (C)ORICON NewS inc.
  • 今年ブレイク必至の注目女優・仁村紗和にインタビュー (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索