お笑いタレントの狩野英孝が27日放送のフジテレビ系土曜プレミアム『坂上探検隊』（後9：00）に出演。“隊員”として南アフリカ共和国の大自然のなか、動物の着ぐるみを着て無謀にも猛獣たちに接近、猛獣たちと格闘しながら“自撮り”に挑戦する…という過酷ロケに臨んだ狩野だったが、帰国直後に“不祥事”が発覚。このほど1年越しの放送が実現し、冠番組が延期になって誰よりも怒っていたという坂上忍とも緊張の対面を果たす。

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　世界各地に飛んで無謀な調査に挑んだのは狩野のほか、あばれる君、トレンディエンジェル、ラフレクランの4組。ラフレクランは、インドネシアで“地球最後の食人種”と呼ばれているコロワイ族の暮らしに密着し、敵とみなされ彼らから矢を放たれたり、あばれる君はアメリカで2つのスポーツ競技をミックスした“エクストリームスポーツ”として「バブルボールサッカー」×「闘牛」の「バブルボール闘牛」、「シーソー」×「闘牛」の「シーソー闘牛」というハードな挑戦に立ち向かった。

　トレンディエンジェルは、フランスで“世界最先端のトレンド”である「スキーバンジー」という、スキージャンプとバンジージャンプを組み合わせた驚きの新アトラクションに日本人として初めてチャレンジ。坂上は「本当におもしろかったです。久しぶりに腹抱えて笑いました。良くも悪くもこの番組のスタッフはいろいろなものと戦っている番組だと思います」と健闘をたたえている。

　それぞれに体を張ったロケに臨んだにもかかわらず、まさかの延期。あばれる君は「家族の大切の時間をつぶしてロケをしたにもかかわらず、（狩野の不祥事のせいで）一向に放送されなかったので、奥さんに『アンタどこ行ってたの？』と浮気を疑われていました」と恨み節。ラフレクランも「ロケで日焼けをした姿のままスタジオ収録をして、賞レースなどの良いきっかけになれば思っていたのですが…。もうすっかり日焼けもしてない状態になってしまって…。これさえ放送されれば、自分たちもいい流れになるかと期待していたので、狩野さんはとても良い方なんですが、楽屋で少しだけ悪口を言いました」と冗談めかした。

　そんななか、延期の原因である狩野は「アフリカで炎天下の中ロケをしていて、帰国してからすぐに（不祥事が）発覚したので、逆にアフリカに帰りたいと思いました。皆様にご迷惑をおかけしたことがずっと心の中にあったので、やっと無事に放送できて良かったです。感謝しています」と安堵。「事務所の先輩に出川哲朗さんがいらっしゃるのでそれを見習って、素の自分で体当たりでロケをしました」と撮影自体には達成感を感じているようだった。