お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が23日、都内で舞台『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』のけいこ場公開に参加。自身のSNSに子どもの投稿を連発する親バカっぷりを発揮しているが「こういうことを絶対にしない人種だと思ってた」と苦笑した。

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　石田は「殺人事件でよかった。接触事故だと大変なので…。ちゃんと事件を解決したい！」と一昨年に相方・井上裕介が起こした接触事故を引き合いに出しながら意気込み。最近は舞台出演が相次いでいるが「年に1回、大きな舞台をやろうと決めている。『熱海殺人事件』はそれ。次は『火花』も入ってますけど、あれは吉本のゴリゴリのやつ。俺にNOという権利はない」と明かして笑わせ「お芝居で得たものを漫才に生かしている。井上も漫才しない期間でリフレッシュできる。合流したときに、いい物になる」とNON STYLEへの効果を語った。

　昨年8月に第1子、第2子となる女児の双子が誕生。1人仕事の舞台出演で収入面のプラスになるかと思いきや「舞台は儲からない。減っていく一方なんです。けいこ終わりに飯を食わせに行くから」と一回り以上も歳下の共演陣への気遣いで“増収減益”となっているという。

　石田はお笑いにストイックな存在だったが、SNSに子どもについて連続投稿し、意外な一面を垣間見せている。子どもの話題を振られると「一昨日から離乳食が始まりました」と笑顔に。子どもの投稿を繰り返していることについては「（子どものかわいさは）ヤバいっすね。（投稿を止めるのは）無理ですね」と苦笑し、「なんかもう、ネタ書かれへんようになるんちゃうかな」とぽつり。

　自身は子どもができて親バカ投稿をする先輩を冷ややかな目線で見ていたことを明かし「なんでこういう感じになんねやろなと正直、ちょっと思っていたんですけどね。まさかです。まぁ、俺も所詮、人の子ってことですね」と笑っていた。

　また、木崎ゆりあは昨年9月にAKB48を卒業後、今作が本格的な女優デビュー。「卒業して初仕事がこの舞台でよかった。何も背負うものはなくなって、すごく軽い。自由にやってます」と話し、石田の親バカトークを聞くと「子どもがすごく好き。彼氏よりも先に子どもがほしい」と衝撃発言。これまでノースキャンダルを貫いている木崎の一言に石田は「どういうことやねん。訳わからん。いろいろこじらせたOLが言うやつや」とツッコんでいた。

　同作は劇作家・つかこうへいさんの代表作『熱海殺人事件』で、45周年のため“CROSS OVER 45”と銘打たれた。公開けいこには味方良介、敦貴（α‐X's）、匠海（α‐X's）も登場した。