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年末年始CM好感度『au』V4 通信各社が上位も『どん兵衛』『Indeed』躍進

 CMに関する調査を行うCM総合研究所は17日、2017〜2018の年末年始(12月20日から4日)に放送されたCMの銘柄別好感度ランキングを発表。オンエアされた全2328銘柄中、好感度1位は4年連続で『au』となった。

三太郎シリーズ「笑おう」篇より

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 2015年1月にスタートした「三太郎」シリーズは、今年も元日からメインキャストが総出演する新作をオンエア。「笑おう」をテーマに、ガールズバンド・yonigeが歌う「聖者の行進」のアレンジ曲をBGMに、主要な登場人物たちが失敗を乗り越えて笑顔を見せる60秒CMとなっており、ラストシーンでは初めて同じアングルの中に全員が集合し華を添えた。

 2位は昨秋より「新・白戸家」シリーズを開始した『Softbank』で、竹内涼真が『残酷な天使のテーゼ』を歌い『新世紀エヴァンゲリオン』の次回予告調に仕立てた新作などを放送。なかでも1月3日に地上波初放送となった映画『君の名は。』の放送枠では、そのストーリーになぞらえて家族同士が入れ替わってしまう特別CMをオンエア。事前のティザーCMで当日のオンエアを告知してリアルタイム視聴を促す力の入れようだった。

 通信各社が上位に並ぶ中、3位には『どん兵衛』、4位には『Indeed』がランクイン。『どん兵衛』は年越しの大みそかまでの10日間にスポットを集中。山崎まさよしの「One more time,One more chance」をBGMに、星野源が姿の見えなくなったどんぎつね(吉岡里帆)を探し回るCMで人気を集めた。

 『Indeed』は斎藤工と泉里香がさまざまな職業に扮し、「幸せなら手をたたこう」の替え歌で「♪仕事(バイト)探しはIndeed」と歌うシリーズに、お笑いコンビ・千鳥が登場。斎藤がノブとコンビを組むCMに加え、それをテレビで見ている相方・大悟の様子を描いた60秒CMなど9作品を展開。2328銘柄中2番目となる720回の投入が実った形となった。

 5位から7位は『ワイモバイル』、『NTT DOCOMO』、『UQ』と通信各社が続き、8位は例年通り1月2日の箱根駅伝中継で新作をオンエアした『大和ハウス』。バックバンドを率いた役所広司が「物流×AI」をテーマとしたCMソングを歌うカントリー風の演出で、少ない放送回数ながら効率良くCM好感度を集めた。

 上位10銘柄のうち7銘柄で長尺CMや番組連動型の特別CMを放送。CM巧者の上位各社が、リアルタイム視聴が期待される年末年始に「その時間」に視聴することで価値や面白みが増すCMを展開したことが、結果に現れた。

■2018年1月前期 銘柄別CM好感度トップ10(全2328銘柄)
順位 【企業名/銘柄名】
1 【KDDI/au】
2 【ソフトバンク/Softbank】
3 【日清食品/どん兵衛】
4 【Indeed Japan/Indeed】
5 【ソフトバンク/ワイモバイル】
6 【NTTドコモ/NTT DOCOMO】
7 【UQコミュニケーションズ/UQ】
8 【大和ハウス工業/大和ハウス】
9 【日本コカ・コーラ/ジョージア】
10 【ハーゲンダッツ・ジャパン/ハーゲンダッツ】

【調査概要】
調査期間:2017年12月20日〜2018年1月4日(東京キー5局)
モニター:関東1都6県在住の一般男女1500人
※企業名/銘柄名はCM総合研究所のデータベースの登録名称であり、正式名称と異なる場合あり
(すべてCM総合研究所調べ)

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