女子プロレスラーの紫雷イオ（27）が、1st写真集『素顔』（ワニブックス・発売中）のPRのため、東京・六本木のORICON NEWS本社を訪れた。本作ではリング上の激しい姿から想像もできない女性らしさを全開にし、大きな話題を読んでいる。

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　先日発表されたプロレス大賞の「女子プロレス大賞」を3年連続で受賞するなど、業界をリードする美人レスラーが、「リング上でも充実して、27歳という女ざかりの時期に、女子プロレスをもっと多くの人に注目してもらいたい」という決意を持って“素顔”を公開。北斗晶や神取忍らが大ブームを起こしてから20年以上が経過し、「女子プロレスの冬の時代」と言われているが、リングでは最高の試合を見せているという自信があるからこそ、「少しでも女子プロレスに注目を集めたい、盛り上げたい！」と業界全体の視点で考えている。

　写真集では一糸まとわぬセクシーカットにも挑戦。撮影前は緊張もあったが「やると決めたら、とことんやってやろう！」と持ち前の度胸を見せ、撮影前には体のラインが出やすいトレーニングに変更するなど、陰の努力を重ねて美しいボディを解禁した。

　撮影を体験したことはプロレスにも好影響を及ぼしているようで、「プロのヘアメイクさんに自分の長所を伸ばすメイクを教えてもらって、撮影後も試してみたらファンの方から『かわいくなったね！』ってすぐに反応していただきました」とニッコリ。私服もこれまではデニムばかりだったが「スカートを選ぶようになったり、靴もヒールのあるものを履くようになりました。大人の女性になったかな」と自身の成長も実感している。

　今年は乃木坂46の白石麻衣や齋藤飛鳥、さらに女優の石原さとみなどの写真集が大ヒットを記録しているが、それらの作品にも「負けてないと思います。命をかけて脱いでますから！」と力強く宣言する。

　「女子プロレスは伸びしろがたくさんあるジャンルです。一度見ていただけたら、必ず面白いと思ってもらえる自信があるので、私の写真集で少しでも興味を持っていただけたら、ぜひリングの私も見てください！ これまでにない魅力と衝撃をお届けすることを約束します！」

　今月24日に後楽園ホールで開催される今年最後の興行では「会場限定カバー版」が販売される。

■紫雷イオ（しらい・いお）
1990年5月8日神奈川県生まれ。2007年に女子プロレスデビュー。12年にスターダムに入団し、13年4月に両国国技館大会で第3代ワールド・オブ・スターダム王者を獲得。15年から3年連続で「女子プロレス大賞」を獲得。