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ナイロン100℃、創立25周年で2つの本公演上演 KERA「観客の皆様に謝意を」

 劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が主催する劇団「ナイロン100℃」が来年迎える創立25周年を記念し、4月と7月に2つの本公演を上演することが、明らかになった。4月は下北沢 本多劇場ほかで『百年の秘密』、7月には東京芸術劇場シアターウエストほかで『睾丸』(仮題)を予定している。

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 同劇団は本多劇場をベースに、ミュージシャンでありニューウェーブの影響を色濃く受けたKERAが、演劇的・音楽的にさまざまな実験をしながら長年に渡って多様な作品をハイペースで生み出し、日本の小劇場界・サブカルチャーを牽引。ナンセンス・コメディーを武器に、音楽的アプローチ、公演ごとに変わる作風、刺激的で独特な魅力がある劇団として若者たちの支持を集めてきた。現在も活躍中の劇団員には、犬山イヌコみのすけ峯村リエ三宅弘城など、映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優が名を連ねる。

 4月公演の『百年の秘密』は2012年に初演された作品で、男性のKERAが女性同士の心理を繊細に描き、また半世紀に渡る家族の物語を渾身の力で描き切りその手腕で好評を得た。再演を待ち望む声は高く、6年の時を経て満を持しての再演となる。

 7月公演の新作『睾丸』(仮題)は、1970年代に起きた連合赤軍の内ゲバ事件を題材とした群像劇になる予定。どちらの公演もナイロン100℃劇団員が一同に介し、客演にも実力のある俳優陣が集結する。

 KERAは「四半世紀、続けてしまった。こんなに続くなんて夢にも思わなかった。ずっと一緒に創作してくれた劇団員、支えてくれたスタッフと客演陣、そしてこんなに安定しない作風と身勝手な態度を見捨てずにいてくれた観客の皆様に謝意を」と感慨深くコメント。

 記念すべき年に「どうしても再演したかった」という『百年の秘密』と新作群像劇『睾丸』(仮題)を控え、「もう暫(しばら)くの間、我々にしか作れない演劇をやり続けるつもり。しくよろ」とらしさあふれる言葉で意気込みを語った。



関連写真

  • 劇団ナイロン100℃の主宰 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
  • 舞台『百年の秘密』初演時(2012年)舞台写真 撮影:引地信彦 
  • 劇団ナイロン100℃ 25周年チラシ
  • 劇団ナイロン100℃ 25周年チラシ

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