歌手・LiSAの13枚目のシングル「ASH」（29日発売）のミュージックビデオ（MV）が7日、公開された。同曲はアニメ『Fate/Apocrypha』（TOKYO MX、BS11ほか）第2クールオープニングテーマで、作詞作曲にはシドのマオ（Vo）、明希（B）が参加していることでも話題となっている。

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　LiSAは「1stシングル『oath sign』で、LiSAとして初めてアニメ作品に関わらせていただいたのが『Fate/Zero』でした。あれから6年、再びFate作品に関わらせていただけることが、とてもうれしいです」と喜び、「今回歌わせていただく『ASH』は、“想いや願いを貫く覚悟”を歌った曲です。聖杯大戦に臨む彼らの物語と共に、皆様にお楽しみいただけますように」と期待を寄せている。

　妖艶なMVはフルカラーで撮影した映像から赤以外の色の彩度をモノクロ（＝灰色、ASH）に落とした表現手法を用い、LiSAの髪の毛先やネイル、ドレスの赤が際立つビデオに。「貫く意志」（＝赤色）を「ASH」（＝灰色）に染められてしまうような困難の中でも、一縷（いちる）の希望を抱きながら突き進んで行くという、はかなくも強く美しい精神世界を色で表現している。

　なお、作詞を担当したマオは「逆境に立ち向かいながら力強く生きていく、そんな内容の歌詞になっていて。 LiSAさんの歌声や『Fate/Apocrypha』の世界観にもできるだけ寄り添えるように、作詞させていただきました。 たくさんの方に愛される曲になればうれしいです」とコメント。

　作曲を手がけた明希は「『Fate/Apocrypha』のドラマティックなストーリーとLiSAさんの力強くも繊細な歌声をイメージして曲を書き下ろしました。 疾走感のあるロックな仕上がりになったと思います」と自信をにじませている。

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