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KICK、水カン、ヤスタカ、ナルバリが異例の“4方向ライブ” サプライズで加山雄三も

 10月22日から約1ヵ月の期間、日本の音楽に“翼をさずける”をテーマに、都内各所で実施中の音楽フェス『RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2017』。その一環である「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」が4日、ベルサール渋谷ガーデンで開催された。ヒップホップユニット・KICK THE CAN CREW、音楽ユニット・水曜日のカンパネラ、音楽プロデューサー・中田ヤスタカ、バンド・Nulbarichが出演。スタンディング形式の観客を囲む4方向のステージから順番にライブを行うという異例のライブを披露した。

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■4方向のステージに囲まれた異例のライブ方式に観客熱狂

 最初に現れたのは、水曜日のカンパネラ。先ず、ボーカルのコムアイがゆらゆらと踊る様子がステージに張られた幕に浮かび上がるという幻想的なパフォーマンスを展開。さらに、オーディエンスの間をかき分けて、会場中央まで来る大胆な試みも披露。代表曲の1つである「一休さん」を終えると、コムアイは「レッドブルありがとう! これが最後の曲です。最後まで楽しんで」と挨拶。歌詞にも登場するミラーボールが瞬く中で「アマノウズメ」を歌い上げ、会場を魅了した。

 続いて、反対側にあるステージにKICK THE CAN CREWが登場すると、観客も民族大移動。デビュー20周年を機に再始動し、その狼煙を上げた新曲「千%」からライブはスタート。KREVALITTLEMCUの“キャラ立ち3本マイク”の3MCが「地球ブルース〜337〜」「マルシェ」など大ヒットナンバーを披露。KREVAが「レッドブルに翼授かってるでしょ? 俺たちも1曲でも多く曲を授けるために、ノンストップで聴いてもらうおうと思ってる」と語ると、会場から大歓声が沸き起こった。曲中、一緒にはしゃぎ合うなど3人の長年の絆を感じさせながら、「GOOD TIME!(2001ver.)」「イツナロウバ」「sayonara sayonara」「アンバランス」とアゲアゲのヒットチューンでオーディエンスを一体にした。

 ブラックミュージックをベースに、ソウルやアシッド・ジャズを織り交ぜたバンド・Nulbarichは、バンドならではのグルーヴ感で客席を沸かせていく。ギターのカッティングが心地いい「It's Who We Are」など洋楽フレーバー漂う楽曲を披露。ボーカルのJQが「みなさんに1つだけお願いがあります。『On and ON』歌ってください」と呼びかけて、ファンと一緒に同曲を熱唱した。そのほか、自動車メーカー・HONDAの「グレイス ACTIVE LINE」篇CMに起用されている「NEW ERA」など全7曲を演奏した。

 「SOUND JUNCTION」のテーマソングである「Give You More」を手がける音楽プロデューサー・中田ヤスタカはDJとして登場。自身プロデュースの「NANIMONO (feat.米津玄師) 」「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) 」、Perfumeに提供した「If you wanna」などを続けざまにプレイ。手を振ってオーディエンスを煽りながら、サウンドにエフェクトをかけて、この場だけのDJプレイを聴かせた。

■日本ポップス界の大御所、加山雄三がサプライズ登場!

 その後は、各アーティストが日本の音楽文化にリスペクトを捧げて、カバーなどを披露。水曜日のカンパネラは、歌手・加山雄三のアルバム『加山雄三の新世界』で参加している「海 その愛」を歌唱。間奏でコムアイが「スペシャルゲストお呼びしましょうか?」と叫ぶと、そこに加山がサプライズで登場。会場も大歓声で迎える中、デュエットで同曲を歌い上げ、最後は2人で手を繋いで、世代を超えた共演を称え合った。

 ここで、加山にギターが渡されて演奏を開始。加山のインスト曲「ブラック・サンド・ビーチ」をNulbarichとコラボし、ゴキゲンなサーフロックを聴かせて、加山は「ありがとう!」と叫んで退場した。さらに、Nulbarichは歌手で女優の小泉今日子の「あなたに会えてよかった」を彼らならではのサウンドにアレンジしてカバー。また、中田は自身プロデュースの歌手・きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」をプレイしてフロアを沸かせた。オーラスはKICK THE CAN CREWが歌手・山下達郎の「クリスマス・イブ」をサンプリングした「クリスマス・イブRap」を披露。11月8日からデジタル配信限定シングルとしてリリースする同曲で、会場を一足早いクリスマス気分に変えた。最後は4組が互いの健闘を拍手で称えあい、かつてない“4方向ライブ”は幕を閉じた。

 今回、世界初の4点同時撮影のセルフィカメラ「Sound Junction Selfie」システムを導入。スマートフォンから各ステージ上部に設置された 4 台のムービングカメラに自分の位置情報を送信し、セルフィ写真を撮ることができるというSNS 時代ならではの”新感覚ライブ体験”で観客を魅了。個性的なアーティストが“四方から独自の世界観を発信”するという試みは、日本の音楽シーンに新たな1ページを刻んだはずだ。



関連写真

  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」のトップバッターを務めた水曜日のカンパネラ・ボーカルのコムアイ(c)Yusuke Kashiwazaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」で水曜日のカンパネラとデュエットした、日本ポップス界の大御所・加山雄三 (c)Yusuke Kashiwazaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加した水曜日のカンパネラ (c)Yusuke Kashiwazaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加した水曜日のカンパネラ (c)Yusuke Kashiwazaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したKICK THE CAN CREW (c)Yasuharu Sasaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したKICK THE CAN CREW (c)Yasuharu Sasaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したKICK THE CAN CREW (c)Yasuharu Sasaki / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加した中田ヤスタカ (c)Suguru Saito / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加した中田ヤスタカ (c)Suguru Saito / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加した中田ヤスタカ (c)Suguru Saito / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したNulbarich (c)Keisuke Kato / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したNulbarich (c)Keisuke Kato / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したNulbarich (c)Keisuke Kato / Red Bull Content Pool
  • 「SOUND JUNCTION 渋谷音楽交差点」に参加したNulbarich (c)Keisuke Kato / Red Bull Content Pool

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