フジテレビで1999年10月から2009年3月まで放送された、人気番組『恋愛観察バラエティーあいのり』が、インターネット動画配信のNetflixとフジテレビオンデマンド（FOD）で『あいのり: Asian Journy』として26日から全世界配信がスタートした。参加メンバー（女性3人、男性4人）の詳細も明らかになり、彼らを乗せた番組のトレードマーク「ラブワゴン」が再び走り始めた。

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　地上波放送では訪れた国　92の国と地域、参加したメンバー188人。キスして帰国したカップル44組88人、結婚したカップル8組16人、誕生した赤ちゃん11人。数多くの国を旅したラブワゴンが、過去のメンバーの手によってキレイに修復され復活し、新たな真実の愛を探す地球無期限の旅へと動き出していくという、ファンにはたまらないオープニングでスタートした。

　真実の愛を探す旅の最初の舞台となったのはベトナム・ホーチミン。男性メンバーは公務員で有休を使って参加した・たか（25歳）、スポーツ関連営業・ハト胸（27歳）、ウエディングプランナー・ウェディング（23）、どら焼き職人・裕ちゃん（27）、女性メンバーは元ミス松阪・ゆめちん（22）、フリーター・でっぱりん（23）、フィリピン人とのハーフでモデルの卵・アスカ（23）らの姿が明らかになると、スタジオMCのベッキーやオードリーも大盛り上がり。

　早速打ち解け和気あいあいとした雰囲気のラブワゴン車内だったが、番組が進むに連れ、ある問題が露呈してくる。それは、“男子の草食化”だった。海を訪れたときに、水着姿を披露した女子にそっちのけで男子だけではしゃぐだけはしゃぎ、女性メンバーを海に置き去りにして帰る準備を始める姿に彼女たちの不満が大爆発。その日の夜に女性メンバーだけで怒りを共有すると翌日、女性メンバーが男子メンバーを座らせて「ここに何の目的で来たのかなあと思って」と問いかける波乱の幕開けとなった。