さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、意識・無意識にかかわらず、その人が「いつもしている7つのこと」＝「セブンルール」を見つけ、掘り下げていく関西テレビ・フジテレビ系ドキュメンタリー『7RULES（セブンルール）』（毎週火曜　後11：00〜11：30）。24日放送分では、女優やモデルの心をつかむロケ弁当で人気を集めるフードデザイナー・細川芙美さん（25）に密着する。

【写真】その他の写真を見る

　自らの料理ブランドを立ち上げ、弁当やケータリング料理を展開するフードデザイナーの細川さん。彼女が主戦場とするのは、雑誌やテレビの撮影現場から注文を受けるロケ弁当。パッと目を引くかわいい見た目と旬の食材を使った気取らない味で、立ち上げから1年も経たないうちに女優やモデル、そして現場の女性スタッフたちの心をつかんだ。中身だけでなく、容器やラッピングにまで細やかな心遣いが込められた彼女のロケ弁当は、実際に食べた女性たちがこぞってSNSにアップし、人気を集めるようになった。

　細川さんは中学から短大まで陸上部で運動漬けの毎日を過ごし、スポーツ栄養士を目指していた。調理師学校卒業後、持ち前の行動力を発揮してフレンチの名店で修行を積み、偶然雑誌で見かけたケータリングの世界に魅せられ、それを作った料理家に直接弟子入りを志願。アシスタントとして経験を積み、昨年独立した。

　彼女が作るロケ弁当は、月替わりでメインのおかずは肉か魚で選べる2種類用意。毎月新メニュー作りに追われる。新メニューを考えるため、毎月築地市場に足を運び、仲買人たち相手に物おじせず会話し、旬の食材を選ぶ。1日に数十個のお弁当を全て一人で作り、一人で配達するという体育会系な面がある一方、頑張った日には仕事帰りに自分にささやかなご褒美としてアイスクリームを買うなど、女性らしい一面も持つ。カメラはそんな彼女の自宅にも密着し25歳の等身大の姿を遠慮なく映し出す。

　今回は番組初の趣向で、細川さん本人がロケ弁当を持ってスタジオゲストの収録にサプライズ登場。VTRを観ながら言いたい放題だった青木崇高、本谷有希子、YOU、若林正恭（オードリー）は驚きながらも、彼女の作るロケ弁当を試食。さらに、「弁当の中身はどうやって考えるのか」「黒字なのか」「盛り付けのセンスは習えば身に付くのか」などと、質問攻めにする。