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伊藤詩織さん会見、手記に込めた思い「遠い誰かの話ではない」

 元TBS記者からの暴行被害を訴えたジャーナリスト・伊藤詩織さんが24日、東京・日本外国特派員協会で会見を行った。18日には、事件のことや捜査のあり方、司法のシステム、社会のさまざまな反応についてなど、取材をもとにつづった手記『Black Box』(文藝春秋)を発売。同書に込めた思いを説明した。

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 詩織さんは2015年、TBS記者(当時)の山口敬之氏からホテルで意識のない状態で性的暴行を受けたとし、準強姦容疑で警視庁に被害届を提出した。記者逮捕の当日に逮捕が取り止めになり、東京地検は嫌疑不十分でこの件を不起訴と判断。詩織さんは今年5月29日に司法記者クラブで会見し、検察審査会への申し立てを公表したが、9月21日、検察審査会もこれを「不起訴相当」と議決。現在は真相究明を求め、同28日付で東京地裁に民事訴訟を起こしている。

 実名のファーストネームで会見を行い、同書で苗字も公開した。英語で事件のことを振り返った詩織さんは、「公にしてから、バッシングを受けました。前のように生活することもできなくなりました。しかし、隠れなければいけないのは私たち被害者ではありません。話をすることで良い変化をもたらすことができます」と力を込めた。

 手記については、「密室でのできごとということであり、警察や捜査員から何度も『ブラックボックス』という言葉を聞きました。しかし私は2年以上この事件と向き合ってきたことで、警察そのものにもたくさんのブラックボックスが存在していることに気が付きました。いかに光をあて、箱を開くか。少しでもそのきっかけになったらと思い、この本を執筆しました。遠い誰かの話ではないということを知ってほしい。ここで一番述べたいのは、捜査、司法の改正と社会意識変えること。そしてレイプ被害の方の救済システムが必要だということ」と呼びかけた。



関連写真

  • 伊藤詩織さん (C)ORICON NewS inc.
  • 大勢の報道陣が集まった伊藤詩織さんの会見 (C)ORICON NewS inc.
  • 東京・日本外国特派員協会で会見を行った伊藤詩織さん (C)ORICON NewS inc.
  • 東京・日本外国特派員協会で会見を行った伊藤詩織さん (C)ORICON NewS inc.

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