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「リラックマ」初のこま撮りアニメ、脚本は『かもめ食堂』の荻上直子氏が担当

 来年、誕生から15周年を迎える「リラックマ」が、Netflixオリジナル作品として、初めてこま撮りアニメーションシリーズ化される。その作品タイトルが『リラックマとカオルさん』に決定。脚本は、映画『かもめ食堂』や『彼らが本気で編むときは、』の監督・脚本を手掛けた荻上直子氏が担当する。配信時期は少し先の2019年春を予定している。

「リラックマ」15周年記念Netflixオリジナル作品こま撮りアニメーションシリーズ『リラックマとカオルさん』2019年春配信開始予定(C)2017 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.

「リラックマ」15周年記念Netflixオリジナル作品こま撮りアニメーションシリーズ『リラックマとカオルさん』2019年春配信開始予定(C)2017 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.

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 2003年の誕生以来、数々の商品化やさまざまな業界の企業キャンペーンなどにも採用され、いまや日本を代表する国民的“だららん”キャラクターとなったリラックマ。OLのカオルさんの家にいきなり住みついた着ぐるみのクマで、毎日だらだらゴロゴロ過ごしている。背中にチャックがあり、中身はヒミツ。好物はホットケーキ、オムライス、プリン、だんごなど。どこからともなくあらわれた白くて小さなクマの子・コリラックマと、カオルさんのペット、キイロイトリの仲間もいる。

 リラックマの物語を初めてアニメシリーズとして描くにあたり、その新しい魅力を日本だけでなく世界に発信するため、さまざまな人間模様を描き、共感性の高い作品を作ることに定評がある荻上氏を脚本家に起用。今回のアニメーションシリーズではリラックマ、コリラックマ、キイロイトリだけでなく、一緒に暮らすカオルさんとの暮らしぶりも垣間見える、大人にも楽しめる物語に仕上げる。

 監督は、CMの演出を中心に活躍し、番組やWEBムービーなども手掛ける映像監督の小林雅仁氏が務める。制作・プロデュースにあたる制作スタジオのドワーフは、NHKキャラクター「どーもくん」、フランスでロングラン上映を続ける「こまねこ」などのキャラクターやコンテンツを生み、こま撮りを中心とした映像作品で、国内外で評価されている。

 さらにクリエティブアドバイザーとしてリラックマの生みの親であるコンドウアキ氏を迎え、製作と監修はリラックマの著作権元であるサンエックスが担当。従来のリラックマファンの期待にこたえるだけでなく、誰もが楽しめる日本発信の新しいストップモーションアニメーションの完成目指して、制作が開始された。

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  • 「リラックマ」15周年記念Netflixオリジナル作品こま撮りアニメーションシリーズ『リラックマとカオルさん』2019年春配信開始予定(C)2017 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
  • 脚本を担当する荻上直子氏
  • リラックマのキャラ原案、商品デザインや絵本製作を担当するコンドウアキ氏(撮影:井上佐由紀)
  • 「リラックマ」15周年記念Netflixオリジナル作品こま撮りアニメーションシリーズ『リラックマとカオルさん』を手掛ける小林雅仁監督

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