俳優の東出昌大(29)が7日、都内で行われた映画『息もできない』のトークイベントに出席。同作のファンだという東出は、製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュン(41)と初対面を果たし、写真撮影では笑顔で密着したツーショットを披露するほど交流を深めた。
「いちファンとしていろいろな話を掘り下げたい」と意気込んだ東出が、「一番好きな韓国映画です。どこからツッコんだらいいかわからないくらいすばらしい作品」と魅力を熱弁すると、イクチュン監督は小さくなって「ありがたいです」と照れ笑い。東出の映画デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(12年)を観てきたことを明かし、「東出さんは、何かを表現しようっていうのではなく、無表情のなかにも重みが感じられる演技が印象的でした」と感想を伝えた。
東出からキャスティングについて質問されたイクチュン監督は、「(同作に出演する)キム・コッピのことを思い出した」と吹き出し、「当時は本当にお金がなくて、ほかの女優さんをあて書きしていたけれど、撮影に入ろうとしたらギャラが少なくて断られてしまった。その女優の事務所からは『50万ウォン』といわれ、こちらで用意していたのが300万ウォン。200万ウォンの差ためにキム・コッピさんがキャスティングされたんです。(日本円で約)20万円〜」と裏話を披露した。
イベント終了を告げられた東出は「うっそだー、俺まだまだ(聞きたい)」と名残惜しそう。「ヤン・イクチュン監督は、日本と韓国の橋渡しをしてくださる方だと思う。日本映画を卑下するわけではなくて、韓国映画や台湾映画は、アジア映画だけどすばらしい作品が多い。合作をすることに意義があるっていうわけではなく、国境やいろいろな境界をまたいで手を取り合って芸術分野で頑張れるのは、すばらしいこと。僕らは、みんな手を取り合おうよっていう映画を観て育ってきた。僕らも作る人間なので、(自身は)一方的に尊敬していますが、頑張って尊敬される役者、クリエイターになれたら」と熱い思いをぶつけた。
日本では2010年に公開された同作は、冷徹で粗暴な借金取りの男・サンフン(イクチュン)が、勝気で男勝りの女子高生・ヨニ(コッピ)と運命的に出会い、互いに過去のトラウマから解放されていく姿を描く純愛ストーリー。
「いちファンとしていろいろな話を掘り下げたい」と意気込んだ東出が、「一番好きな韓国映画です。どこからツッコんだらいいかわからないくらいすばらしい作品」と魅力を熱弁すると、イクチュン監督は小さくなって「ありがたいです」と照れ笑い。東出の映画デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(12年)を観てきたことを明かし、「東出さんは、何かを表現しようっていうのではなく、無表情のなかにも重みが感じられる演技が印象的でした」と感想を伝えた。
東出からキャスティングについて質問されたイクチュン監督は、「(同作に出演する)キム・コッピのことを思い出した」と吹き出し、「当時は本当にお金がなくて、ほかの女優さんをあて書きしていたけれど、撮影に入ろうとしたらギャラが少なくて断られてしまった。その女優の事務所からは『50万ウォン』といわれ、こちらで用意していたのが300万ウォン。200万ウォンの差ためにキム・コッピさんがキャスティングされたんです。(日本円で約)20万円〜」と裏話を披露した。
イベント終了を告げられた東出は「うっそだー、俺まだまだ(聞きたい)」と名残惜しそう。「ヤン・イクチュン監督は、日本と韓国の橋渡しをしてくださる方だと思う。日本映画を卑下するわけではなくて、韓国映画や台湾映画は、アジア映画だけどすばらしい作品が多い。合作をすることに意義があるっていうわけではなく、国境やいろいろな境界をまたいで手を取り合って芸術分野で頑張れるのは、すばらしいこと。僕らは、みんな手を取り合おうよっていう映画を観て育ってきた。僕らも作る人間なので、(自身は)一方的に尊敬していますが、頑張って尊敬される役者、クリエイターになれたら」と熱い思いをぶつけた。
日本では2010年に公開された同作は、冷徹で粗暴な借金取りの男・サンフン(イクチュン)が、勝気で男勝りの女子高生・ヨニ(コッピ)と運命的に出会い、互いに過去のトラウマから解放されていく姿を描く純愛ストーリー。
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2017/08/07