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KAT-TUN中丸、『シューイチ』で池上彰と原爆の日企画 広島での生中継も予定

 人気グループ・KAT-TUN中丸雄一が8月6日に放送される日本テレビ系『シューイチ』(毎週日曜 前7:30)で、ジャーナリストの池上彰氏とともに特別企画『原爆の日特別企画』に臨むことがわかった。広島に原爆が投下されてから72年が経つこの日、広島でなにがあったのか、戦争を知らない若い世代へとその記憶を伝える役目を担う。また、当日の午前8時15分には現地から中丸と池上氏が生中継で登場する予定となっている。

8月6日に放送される日本テレビ系『シューイチ』(毎週日曜 前7:30)で中丸雄一と原爆の日特別企画に参加する池上彰 撮影:吉田和本 (C)日本テレビ

8月6日に放送される日本テレビ系『シューイチ』(毎週日曜 前7:30)で中丸雄一と原爆の日特別企画に参加する池上彰 撮影:吉田和本 (C)日本テレビ

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 今回、中丸は特別に許可を得て原爆ドームの内部へと足を踏み入れた。散乱するがれきなど外からはわからない爪痕を目の当たりにする。爆心地から350メートルのところにある本川小学校の6年生が1年生に向けて行う平和教育の授業にも参加して、子どもたちと一緒に平和の願いを込めた灯籠作りも行った。

 今も残る被爆建物、旧・陸軍被服支廠(りくぐんひふくししょう)では87歳の被爆者の女性に話を聞くことに。かつて銃のサビ落としや軍服を洗う作業に従事していたという女性は、戦後30年間、原爆の記憶から自らを遠ざけていたそう。「原爆のことを忘れたいと思うほど胸が痛くなり、つらい、忘れたい、逃げたい」という本音を覗かせながらも、なくなっていった同級生たちを想い、「伝えることで皆が生きた証を残したい」と取材を受けることを決意したという。その気持ちに真摯に向き合った中丸に、女性は「聞いてくれてうれしい」と手を握ると、若い世代にこの体験を語り継いでいくという願いを託していた。

 シューイチの関プロデューサーは「72年たっても変わらないもの、一方で変わる(変わっていく)もの、ということをテーマに中丸さんに取材してもらいました。中丸さんが取材した中で何を感じ、何を伝えていきたいと思ったか…。また池上さんとの生中継でどういう感想を持つのか…。通常のシューイチとは違った放送をぜひご覧いただきたいと思っています」と呼びかける。

 池上氏は「去年はアメリカのオバマ大統領が広島を訪問し、核兵器廃絶への国際的な機運が高まりましたが、トランプ大統領に代わり、北朝鮮が核開発を進めるなど、国際情勢は激変してしまいました。だからこそ、私たちは被爆の惨状をしっかり伝えていく責任があると思います」と気持ちを新たにしている。

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