歌手クミコがデビュー35周年を記念し、作詞家・松本隆氏とタッグを組むプロジェクト「クミコ with 風街レビュー」のアルバム(タイトル未定)が9月27日に発売されることが9日、明らかになった。松本氏が全曲で作詞を担当、そして作曲を手がける亀田誠治、横山剣、菊地成孔ら強力なクリエイター、アーティストたちとのコラボにも注目だ。
2016年にスタートした「クミコ with 風街レビュー」は、松本氏と初タッグとなる作曲家との共作によって大人のラブソングを作るプロジェクト。これまでは、第1弾に秦基博作曲の「さみしいときは恋歌を歌って」、永積崇(ハナレグミ)作曲の「恋に落ちる」を収録した両A面シングル。第2弾シングルではつんく♂との初顔合わせが実現し、意味深でワケありな大人のラブソング「砂時計」が誕生した。
今回のアルバムはそんなプロジェクトの集大成。松本氏の書き下ろしや未発表詞を含む全10曲を収録。既発表シングルより秦基博、永積崇、つんく♂のほか、新たに初顔合わせとなる横山剣(クレイジーケンバンド)、亀田誠治、菊地成孔、吉澤嘉代子、村松崇継など、日本の音楽界をリードするトップクリエイターが作曲を手掛ける渾身のフルアルバムとなる。サウンドプロデュースは冨田恵一(冨田ラボ)が続投、松本氏は17年ぶりにアルバムの“全編作詞”を手がける。
銀座の「銀巴里」で歌いはじめてからの35年を振り返ったクミコは「シャンソンに関わり、そこから『言葉の音楽』に針路を定め唄ってきたことで、今の私があるのだと思います。松本隆さんとのご縁は、ですから神様からのプレゼントともいえるもので、2000年と今年2017年との2回、アルバムという形で作品を発表できることは、まったくの幸せです」としみじみ。アルバムについても「コンピューター全能の現代に『人の息吹き』がパズルのようにはめ込まれたアルバムになることを願っています」と期待を込めた。
松本氏はクミコについて「出発はシャンソンだけど、ジャンルの枠を飛び越えてしまう自由な人だと感じていて、僕とよく似ている」と魅力を語る。また「クミコは色んな意味で、数少ない表現力と歌唱力を持ち合わせ、いまだ進化している歌手だと思う。還暦をすぎた同志のような感覚で、一緒にどこまでいけるか楽しみだ」と話した。
10月9日にはクミコのデビュー35周年とアルバム発売を記念したコンサート『クミコ・ザ・ベストコンサート 1982-2017』を東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで開催する。
■クミコwith風街レビュー アルバム収録予定曲
「さみしいときは恋歌を歌って」 作詞:松本隆 作曲:秦基博 編曲:冨田恵一
「恋に落ちる」 作詞:松本隆 作曲:永積崇 編曲:冨田恵一
「砂時計」 作詞:松本隆 作曲:つんく♂ 編曲:冨田恵一
「セレナーデ」 作詞:松本隆、作曲:シューベルト、編曲:冨田恵一
「フローズン・ダイキリ」 作詞:松本隆 作曲:横山剣 編曲:冨田恵一
「輪廻」 作詞:松本隆 作曲:菊地成孔 編曲:冨田恵一
「消しゴム」 作詞:松本隆 作曲:吉澤嘉代子 編曲:冨田恵一
「枝垂桜」 作詞:松本隆 作曲:亀田誠治 編曲:冨田恵一
「しゃくり泣き」 作詞:松本隆 作曲:村松崇継 編曲:冨田恵一
and more
※曲順未定
2016年にスタートした「クミコ with 風街レビュー」は、松本氏と初タッグとなる作曲家との共作によって大人のラブソングを作るプロジェクト。これまでは、第1弾に秦基博作曲の「さみしいときは恋歌を歌って」、永積崇(ハナレグミ)作曲の「恋に落ちる」を収録した両A面シングル。第2弾シングルではつんく♂との初顔合わせが実現し、意味深でワケありな大人のラブソング「砂時計」が誕生した。
今回のアルバムはそんなプロジェクトの集大成。松本氏の書き下ろしや未発表詞を含む全10曲を収録。既発表シングルより秦基博、永積崇、つんく♂のほか、新たに初顔合わせとなる横山剣(クレイジーケンバンド)、亀田誠治、菊地成孔、吉澤嘉代子、村松崇継など、日本の音楽界をリードするトップクリエイターが作曲を手掛ける渾身のフルアルバムとなる。サウンドプロデュースは冨田恵一(冨田ラボ)が続投、松本氏は17年ぶりにアルバムの“全編作詞”を手がける。
銀座の「銀巴里」で歌いはじめてからの35年を振り返ったクミコは「シャンソンに関わり、そこから『言葉の音楽』に針路を定め唄ってきたことで、今の私があるのだと思います。松本隆さんとのご縁は、ですから神様からのプレゼントともいえるもので、2000年と今年2017年との2回、アルバムという形で作品を発表できることは、まったくの幸せです」としみじみ。アルバムについても「コンピューター全能の現代に『人の息吹き』がパズルのようにはめ込まれたアルバムになることを願っています」と期待を込めた。
松本氏はクミコについて「出発はシャンソンだけど、ジャンルの枠を飛び越えてしまう自由な人だと感じていて、僕とよく似ている」と魅力を語る。また「クミコは色んな意味で、数少ない表現力と歌唱力を持ち合わせ、いまだ進化している歌手だと思う。還暦をすぎた同志のような感覚で、一緒にどこまでいけるか楽しみだ」と話した。
10月9日にはクミコのデビュー35周年とアルバム発売を記念したコンサート『クミコ・ザ・ベストコンサート 1982-2017』を東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで開催する。
■クミコwith風街レビュー アルバム収録予定曲
「さみしいときは恋歌を歌って」 作詞:松本隆 作曲:秦基博 編曲:冨田恵一
「恋に落ちる」 作詞:松本隆 作曲:永積崇 編曲:冨田恵一
「砂時計」 作詞:松本隆 作曲:つんく♂ 編曲:冨田恵一
「セレナーデ」 作詞:松本隆、作曲:シューベルト、編曲:冨田恵一
「フローズン・ダイキリ」 作詞:松本隆 作曲:横山剣 編曲:冨田恵一
「輪廻」 作詞:松本隆 作曲:菊地成孔 編曲:冨田恵一
「消しゴム」 作詞:松本隆 作曲:吉澤嘉代子 編曲:冨田恵一
「枝垂桜」 作詞:松本隆 作曲:亀田誠治 編曲:冨田恵一
「しゃくり泣き」 作詞:松本隆 作曲:村松崇継 編曲:冨田恵一
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※曲順未定
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2017/07/09