お笑いタレント・東野幸治とナインティナインの岡村隆史が出演する日本テレビ系旅番組『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』の「シリーズ11」（毎週水曜　深1：29）の収録がこのほど、高知・四万十川で行われた。今回は新しい旅の仲間として女優・満島ひかりも参加。その旅の前に東野と岡村が取材に応じ、期待と不安を口にした。

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　今回のゲストの満島の怪演が話題となった『カルテット』が大好きな東野は、出発前の収録で満島のメンバー入りを伝えられると「天才女優や！ めちゃめちゃ会いたかってん。スゲーやん」と大興奮。「久しぶりにつっつんに言うわ。ありがとう」と仲違いすることも多い堤本幸男ディレクターに感謝の言葉を口にした。

　東野は「四万十川は前から行きたかった。清流で川遊びしてウナギも食べたい。でも、それより満島さんが来ることに度肝を抜かれた」と驚がく。そして「岡村くんが、満島さんが部屋に閉じこもって奇声とか上げたら、どうしようって心配していた」と気難しい女優ではないかと1人で不安がっていたことをバラし、岡村も「たぶん気さくな人でしょうけど、ラフティングとかカヌーを拒否されて、日傘で見てるっていうこともあるかもしれない」と口にした。

　しかし、そんな不安はもちろん大外れ。高知で3人は組体操の扇を披露するなど納得の旅となった。旅を終えた東野は「四万十川の旅を満喫できました。いい川遊びができました」と満足げ。岡村も「兄さん（東野）が、お笑いという仕事をまっとうしはった！ 『四万十川に東野あり』というのを見せてもらった！ 勉強させられる旅でした」と振り返り、勝手に悪いイメージを膨らませていた満島にも「想像していた人と全然違った。ずっと喋ってられる人だった。楽しかったです！」と感謝していた。

　一方の満島は「おじさんていいなぁって思いました（笑）。私からしたらお兄さん？と旅するのはちょっとうれしかった！ 諦めと、心強さがあって、おもしろかったです！」とこちらも自由な旅に大満足。「放送されて大丈夫かなぁって思う部分もいっぱいあるんですけど、旅の恥はかき捨てということで！ 楽しかったです、また行きましょう！ 次は奄美大島編で、今度は私がガイドになって（2人を）癒してあげたいですね！」と2度目の登場も予告した。

　また、今後の旅猿について、東野は「生涯、続けていきたいですね。年齢を重ねていって行きたいところも変わってくると思うんで」と“生涯旅猿”を宣言。岡村も「この番組が始まってプライベートでも旅に行くようになった。膝や腰が痛くなるまでに、いろんなところに行きたい」と長期継続に意欲を見せた。

　次の目的はハワイロケだという。「キャンプの聖地に行ったからサーフィンの聖地の（ハワイの）ノースショアにも行きたい」と岡村が話せば、東野も「お金ないと思うんでエコノミーで構わない。なんだったら、どこか経由でハワイでも構わない。1番安い計算のヤツでいい。文句は言わない。陣内（智則）にも見てもらいたいですね。エコノミーでハワイに行っても、こんなに楽しいんだって」と、エコノミー席でロケに行ったことに激怒した陣内をイジりながらニヤリとしていた。

　さらに岡村には別の旅行プランも考えているという。「昔はぐるナイで毎年、カブトムシを捕りに行っていたんです。でも、ある時、ゴールデンでメシ時に虫はどうなんだってなってなくなった。昔からのスタッフも異動でいなくなり、新しいスタッフが入ってきて、楽しみにしていたカブトムシロケがなくなった…」と寂しそうに裏話を明かした。「それ以来、カブトムシと触れ合うこともなくなった。なんで、旅猿で行かしていただきたい！」とおねだりした。

　今シーズンは満島のほか、モデルの佐藤栞里も参加している。旅先でのロマンスは“芸能界あるある”だけに、岡村は「一緒に同じテントに泊まってドキドキしてたんです。テントに泊まる感じで別のところで寝るなんて、ありがちじゃないですか。でも、旅猿はホンマに一緒なんです。寝返りうったら『おるわ！』ってなった（笑）。なので何があるかわからない」とにんまり。続けて「俳優さんと女優さんも旅先で何か起きるでしょ。旅猿は1番のビッグチャンスですね」と婚活にも前向きだった。

　満島の参加した高知・四万十川の旅は12日から4週にわたって放送される予定となっている。