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タレントはゼロ オールVTRの“ガチンコ漁師番組”が放送

 マグロの町、青森県大間町で最強漁師との呼び名を持つ藤枝亮一さんと米国で三代続くマグロ漁師、リード・メリデスさんとの“クロマグロ1本釣り対決”。沖縄の伝説海人・三郎さんと素潜り魚突き世界王者、ペドロ・カルボネールさんとの“素潜り漁対決”。二つの頂上対決を、オールVTR、スタジオトーク一切なし、意地とプライドを賭けた漁師対決の姿が見られる『金曜プレミアム ニッポン最強漁師!世界の海で頂上決戦!』が28日(後9:00〜10:52)フジテレビで放送される。そんなガチンコ勝負に携わった2人の番組ディレクターから見所や苦労話しを聞いた。

沖縄の生きる伝説、海人・三郎が水中銃でウツボを仕留める

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 「パッと行って、パッと決まるわけではない」。そう語るのは、マグロ対決を担当した河原剛ディレクター。最強漁師を見つけて、番組に出演してもらうために、青森県大間町へ足しげく通い、漁師町界隈で聞き込みを行った。しかし、腕一本で勝負する男の世界。それぞれがプライドを持って漁師という職業を行っている職人たちが、口軽く答えてくれることは少なかったようだ。「3ヶ月くらい何回も(大間に)通った。そもそも聞けるところがない」。人づてから直接交渉、そして、出会ったのは、“疑似餌の魔術師”の異名を持つ藤枝亮一さん。「お前は誰だ?」という第一声から始まったが、河原ディレクターも相手の懐に飛び込み、出演交渉を粘り強く行う。最後は、「自分の作った疑似餌が世界のマグロに通用するのか? 試してみませんか」という言葉を投げかけ、藤枝さんもマグロ対決に挑む決心をしてくれた。

 「漁師って、ここまで自分を追い込むものか。ここまで感覚を研ぎ澄ますのか」と語るのは素潜り漁対決を担当した宇都浩一郎ディレクター。番組のコンセプト自体は、漁師対決の様相だが、そもそもの相手は人間ではなく、自然が相手。そういった状況で見せる漁師たちの真剣な表情に「本気感がちゃんと撮れている」と自負。パワフルさ、熱量、技術力の深遠な世界を堪能できる贅沢な番組だと自信を語ってくれた。

 撮影中、両ディレクターはテレビマンの性“撮れ高”という重大なプレッシャーに襲われていたという。「獲れなきゃどうしよう! お願い獲れてくれ!」と熱き漁師の横で常に手を合わせていたそうだ。漁師と魚の熱きバトルに注目したい。

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