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高良健吾、復興支援映画上映会で募金活動「自分は熊本が好き」

 熊本市出身の俳優の高良健吾(29)、行定勲監督(48)が14日、都内で行われた今夏公開予定の熊本復興支援映画『うつくしいひと サバ?』の上映会&トークショーに参加。終演後に高良や行定監督らは募金活動を行い、1年が経過してもなお復興途上にある熊本のために尽力した。

キャスト・監督とともに募金を呼びかけた高良健吾 (C)ORICON NewS inc.

キャスト・監督とともに募金を呼びかけた高良健吾 (C)ORICON NewS inc.

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 『うつくしいひと サバ?』は雄大な阿蘇の自然をはじめ、 熊本城など熊本で撮影された地域PR映画『うつくしいひと』の続編で、熊本地震によって甚大な被害が発生した熊本城のようすなどを撮影した復興支援映画。トークショーの前に行われた囲み取材で高良は「『うつくしいひと』も『〜 サバ?』も熊本の人に元気になってほしい、楽しんでほしい、喜んでほしいという、県外の人には熊本の良さを知って興味を持ってほしいという気持ちは変わりありません」と映る風景は様変わりしているが、気持ちは不変だという。

 高良は7日から3日間にわたって開催された『くまもと復興映画祭』で熊本を訪れたばかり。「熊本はめちゃくちゃいいとこ。自分は熊本が好き。熊本の今だったり、よさや興味を東京とか世界で知ってもらえることが、これからの未来の熊本のためにつながっていくんじゃないかと思う。そういう気持ちで、この1年を過ごした」と熱く語った。

 撮影中の印象に残る出会いについて問われると高良は中学時代の同級生との再会をあげた。地震の直後に熊本に入った高良は出身の中学校でボランティアをした。「引きこもっていた友だちがいたけど、地震があって家から出てきた。避難所は地元の中学校で友だちが車の整理だとか、全部を仕切っていた。そのときに、そいつにとっては、この地震はなんだったんだろうと。絶対に怖いことだったと思うけど、それで人と関わった。それから(外に)出ている」と複雑な感情を語った。

 行定監督は昨年4月14日の地震直後に熊本に入り、16日の本震を経験した。「長かったですね。もう3年ぐらい立ったような感じ。本震のときに熊本にいなかったら、この『〜 サバ?』は撮れなかったかな。地震があって熊本を大切に思うようになった」と振り返った。

 上映会には俳優の米村亮太朗(39)、女優の中別府葵(26)、石橋静河(22)、フランス人俳優のロイック・ガルニエ(39)も出席した。前作の『うつくしいひと』は地震の前年に撮影され、以前の熊本の情景を残す記録映画となり、全国200ヵ所でチャリティー上映が行われた。今作は傷ついた町並みや風景、それでも復興しようとする“今の熊本”をありのままの姿で撮影。キャストのほとんどが熊本出身という。副題の“サバ?”はフランス語で「元気?」や「大丈夫?」の意味があり、熊本へのエールが込められている。

関連写真

  • キャスト・監督とともに募金を呼びかけた高良健吾 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)行定勲監督、石橋静河、米村亮太朗、高良健吾、中別府葵、ロイック・ガルニエ (C)ORICON NewS inc.
  • 高良健吾 (C)ORICON NewS inc.
  • 石橋静河 (C)ORICON NewS inc.
  • 米村亮太朗 (C)ORICON NewS inc.
  • 中別府葵 (C)ORICON NewS inc.

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