アイドルグループ・HKT48の指原莉乃とリリー・フランキーによるフジテレビ系新番組『真夜中』（毎週日曜　深0：25※初回は0：50）が16日よりスタート。2人と少人数のスタッフだけでスマホにつけた自撮り棒片手にオール深夜ロケを敢行し、知られざる真夜中を覗き見する…というロードムービー的ドキュメンタリー・バラエティー。初回は銀座の街へと向かい、途中でピエール瀧も参加しながらディープなオトナの世界へと迷い込む。

　記念すべき初ロケでは、真夜中に出歩いたことがないという指原が「初めてかも」を連発。街ゆく人と触れ合ったり、リリー行きつけのバー『TONE』でマスターのおすすめカクテルでリリーと乾杯、会員制クラブ『Blair』ではきらびやかなドレスで着飾った女性たちに囲まれながらシャンパンをあけたり、最後は超高級会員制おかまクラブ『サロン・ド 慎太郎』でママたちからクラブで働く極意や、銀座でナンバーワンになるための秘訣を聞き出すなど、“夜遊び”は明け方まで盛り上がりをみせた。

　ほぼほぼしゃべって歩いて飲んで…の繰り返しでリリーは「これ、放送見たら後悔するパターンかも…」と案じると指原は「絶対に後悔する！ そもそもそんなに夜中に出歩いたり、飲み明かしたりするタイプでは無いので、お酒をこれだけ飲むっていうのが、自分としてはかなり新鮮です。それもここまで酔っている姿をテレビで見せるのは初めてだと思います」と普段はなかなか見られない一面もみることができそう。

　番組で訪れたい場所について指原は「ギロッポン（六本木）ですね。行かないので、絶対に。歩くのも怖いし、行ったこともないんです」と熱望すると、リリーから「繁華街という意味では銀座と六本木は一緒だけど、銀座の方がちょっと大人の街で、六本木は働いている人が指原より年下ということも多いから…。踊っている人とかいっぱいいる、そういうの一番苦手でしょ？」と聞かれ、「確かに一番自分とは合わない！ 『なんで踊っているの？』って聞きたい。自分とは真逆のことをたくさん知りたいです」と興味津々。

　リリーは「夜があるから昼があり、影があるから光がある。AKB48のファンにしろ、指原のファンにしろ、昼に働いている人もいれば夜に働いている人もいるわけで、指原もそういう人たちがどういう生活をしているかを知ることで、自分のファンの人たちをもっと愛おしく思うようになると思います。真夜中でもみんな頑張っているんだな、ということを見て、さらに物事がよくわかる優しい人になってほしいですね」と大人の目線から指原に呼びかける。それに指原は「リリーさんが得意な夜の街でロケするということでは安心して撮影に臨めるので、どんどんいろいろな所に行って、チャレンジしたいです」と信頼を寄せていた。