狂言師の野村萬斎(50)と女優の広末涼子(36)が、来年2月に東京・世田谷パブリックシアターで上演予定の舞台『シャンハイムーン』で初共演することが4日、わかった。
同作は作家・井上ひさしさんが1991年に発表した傑作戯曲。同年の初演以降、93年と2010年に再演されている。物語の舞台は1934年の上海で、日本を憎みながらも日本人を愛した中国人作家・魯迅(萬斎)と、彼を敬い匿った日本人たちの、1ヶ月間をとらえた密なせりふ劇となる。広末は、魯迅の第2夫人の許広平を演じる。
約5年ぶりの舞台という広末は「けいこも始まっていない今からワクワク待ちきれない思いです。萬斎さんのお芝居を側で体感出来ることへも期待感が膨らんでおりますが、舞台経験の浅い私が足を引っ張ってしまわぬよう、精一杯努めさせていただきたいと思います」と意気込み。
野村は広末との共演について「戦争への影が色濃くなる1930年代の激動の上海で、ただの夫婦関係だけではない、同志としても固い絆で結ばれている2人という関係なので、透明感の中にも、色々な表情が垣間見られる広末さんと一緒に、どんな夫婦像をつくりだしていけるのか、とても楽しみでなりません」とコメントしている。
そのほか、単純で人が良く、おっちょこちょいで、皆から愛されている書店店主・内山完造役に辻萬長、内山書店を創業し、盛り立てた内山みき役に鷲尾真知子、歯医者で絵や彫刻も嗜む奥田愛三役に土屋佑壱、中国人も分け隔てなく診察する医師・須藤五百三を山崎一が演じる。
同作は作家・井上ひさしさんが1991年に発表した傑作戯曲。同年の初演以降、93年と2010年に再演されている。物語の舞台は1934年の上海で、日本を憎みながらも日本人を愛した中国人作家・魯迅(萬斎)と、彼を敬い匿った日本人たちの、1ヶ月間をとらえた密なせりふ劇となる。広末は、魯迅の第2夫人の許広平を演じる。
約5年ぶりの舞台という広末は「けいこも始まっていない今からワクワク待ちきれない思いです。萬斎さんのお芝居を側で体感出来ることへも期待感が膨らんでおりますが、舞台経験の浅い私が足を引っ張ってしまわぬよう、精一杯努めさせていただきたいと思います」と意気込み。
野村は広末との共演について「戦争への影が色濃くなる1930年代の激動の上海で、ただの夫婦関係だけではない、同志としても固い絆で結ばれている2人という関係なので、透明感の中にも、色々な表情が垣間見られる広末さんと一緒に、どんな夫婦像をつくりだしていけるのか、とても楽しみでなりません」とコメントしている。
そのほか、単純で人が良く、おっちょこちょいで、皆から愛されている書店店主・内山完造役に辻萬長、内山書店を創業し、盛り立てた内山みき役に鷲尾真知子、歯医者で絵や彫刻も嗜む奥田愛三役に土屋佑壱、中国人も分け隔てなく診察する医師・須藤五百三を山崎一が演じる。
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2017/04/04