お笑いコンビ・ピースが31日、東京・原宿でトークライブ『ピーストークライブ〜原宿へようこそ〜 Vol.21』を開催。4月に活動拠点を米国に移す予定の綾部祐二にとって、渡米前最後のファンの前でのイベントを終えた。

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　トークライブで綾部は不満を爆発させた。「4月に行くって言っていて。もちろんニューヨークへは行きますよ？けど、なんでそんなにさぁ『きっちり出ていけ』みたいに思われてるのがよくわからないのよ」とぽろり。仕事を全て終わらせてから渡米することを明かした綾部は「本格的に行くのは、４月は無理だから」と“早く出て行け”と言わんばかりの現状をなげいた。

　続けて「場合によっては1回ニューヨークへ行って部屋を決めたりして6月くらいになっても、まだ日本にいる可能性があるのよ。で、時間ができるから『何しようかな。いろいろ行ってみようかな』って言ってたら、マネージャーが『どうですかねぇ？　追われますよ。バレたらヤバいっすよ』って。俺、そんなにヤバいのかな？」とこぼした。

　ディズニーランドなどで観光したい願望も語ったところで、相方の又吉直樹は「（観光すれば）あのお別れはなんやってんってなるのかもしれへん。ストイックに向こうでの成功のために動きだしとかなあかんねん。ジムで汗かいてたり、ダンス踊ってて、綾部さんもう準備してたらいいのかもしれないけど」と苦言を述べる場面も。

　また、3〜4週間ほど、渡米の時期がズレ込んでいるそうで「そうなってくると、じゃあどうしようかっていう。だから、すみません。5月16日に大江戸温泉にいようが、4月29日にハウステンボスにいようが、“綾部は最後、日本をまわってるんだな”と思ってくださいよ。いろんなところへ行ってるんだなって」とファンに理解を求めていた。

　エンディングでは渡米に向けた前向きなコメントも。綾部は「ライブをするのはしばらくお休みすることになります。ちょっくらアメリカへ行って、スターになってきますんで」と男らしく宣言。さらに「どのタイミングで戻ってくるかは僕もはっきり言って予測がつかない。『なんだったんだよ、お前』って（言われて）謝罪の場としてライブをやるかもしれません。数年戻って来ないかもしれません。テレビに出られる状況が待っていくとも限らないので」と日本の芸能界への未練を経った。

　解散はしないことを、あらためてキッパリと明言した。「先生（又吉）は日本でやっていきますし、あくまでピースとしては皆さんの前に大きくなって帰ってきたいなと思っていますので、ぜひその時はまたよろしくお願いします」と言い切った。最後は何度も「ありがとうございます」とお礼を言いながら渡米前ラストとなったトークライブの終了を惜しんでいた。