ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、ピアニストの西村由紀江、チェリストの柏木広樹が29日、郡山市民文化センター(福島県・郡山市)にて行われた、『復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト2017』に出演。3人は昨年に引き続き歌のチカラで被災地を応援すべく、音楽でステージを盛り上げた。 今回のイベントには、福島県立郡山東高等学校と福島県立安積高等学校の生徒51人も参加し、2校合同で3曲、各校1曲ずつの合計5曲を披露。曲の説明も交えながら復興への想いを歌に乗せて、気持ちの込もった歌声を届けた。演奏後には各校の代表者が今日のステージを振り返り、郡山東高等学校合唱部部長の熊田彩加(くまだ・あやか)さんは、「歌詞を大切に、福島が地元である私たちだからこそ歌に乗せて伝えられるものがあるはずという気持ちで歌いました」と語り、安積高等学校合唱部部長の笛木アレン(ふえき・あれん)さんも「とても緊張しましたが、歌っている途中はすごく楽しくて、音楽は人と人とを繋ぐ素晴らしいものだと改めて感じることができました」と想いを明かした。
2017/03/30