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高橋優が高校球児応援『熱闘甲子園』テーマ曲 全国各地に曲作りの旅へ

 シンガー・ソングライターの高橋優が、レギュラー放送37年目を迎えるABC・テレビ朝日系の人気番組『熱闘甲子園』のテーマソングを担当することが29日、わかった。高橋がスポーツ番組のテーマ曲を手がけるのは自身初。今後、全国各地へ取材の旅を経て書き下ろす新曲が夏の高校野球応援ソングとして、『熱闘〜』をはじめ『第99回全国高校野球選手権大会』の関連番組で使用される。

今年の『熱闘甲子園』のテーマソングを担当する高橋優 (C)ABC

今年の『熱闘甲子園』のテーマソングを担当する高橋優 (C)ABC

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 ABC朝日放送の政野真吾氏は、高橋に夏の高校野球応援ソングをオファーした理由について「高校野球のイメージと言えば『涙、熱い、故郷、支え』などがあります。今年はそんなイメージにぴったり合うアーティストに応援ソングを作っていただきたいと考え、故郷を愛し、熱い思いを詞に込めることができる高橋優さんに依頼しました」と説明する。

 「野球になじみのない人生を送ってきた」という高橋は「現状だと、僕よりもスタッフの方が野球に詳しいんですよ。曲を作る自分が、野球の知識や情熱でスタッフに負けているようじゃいけない」と一念発起。「ひたむきに白球を追う球児の姿を実際に目にし、そこでしか味わえない空気、応援する人たちの熱い気持ち、関わるたくさんの人たちの思いに触れたい」との思いから、楽曲制作に向けて全国に取材の旅へ出ることを決意した。

 旅に先がけて、春のセンバツ観戦に甲子園球場を訪れた高橋は、球場で野球の試合を観るのが初めてとあり、目に映るものすべてが新鮮な様子。スタンドからの応援や演奏、“カキン!”という生の音にも心を動かされ「感情が起こるから声が出る。心が伴っている声には力を感じます。これに元気をもらうために球場に来ている高校野球ファンも多いのかも」と話した。

 高校野球の魅力を存分に“体感”した高橋は「自分が肌で感じたことを曲にしていく旅にできたら」と気持ちを新たに。「高校野球では、栄光と挫折のドラマが繰り返されている。勝って栄光を手にする人たちを応援する音楽も必要だと思いますが、どちらかというと僕は、試合には勝てなくてもそこに臨むまでの道のりや思いにフォーカスを当てたい。そういう曲作りができたら」と構想を明かした。

 取材の模様はABCの特設サイトやSNSなどで随時発信予定。高校野球ファンにリアルタイムで曲作りのメイキングを見せる新たな試みを行う。

■応援ソング特設サイト
http://www.asahi.co.jp/koshien/song/

関連写真

  • 今年の『熱闘甲子園』のテーマソングを担当する高橋優 (C)ABC
  • 取材の旅に先駆けて甲子園でセンバツ高校野球を観戦(C)ABC
  • 今年の『熱闘甲子園』のテーマソングを担当する高橋優 (C)ABC

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