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バイきんぐ小峠、ドッキリ王の極意「ネタバラシ後が大事」

 ドッキリといえば、ターゲットとなった人物のリアクションや、そこから見える“素”の表情が見どころのひとつ。そんな中、仕掛けや演出にもとことんこだわり、ターゲットたちの新たな魅力を引き出しているTBS系バラエティー『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜 後9:57)のドッキリが詰まったDVDが、きょう22日に発売される。ORICON NEWSでは、同作で大活躍しているバイきんぐ小峠英二(40)とマテンロウのアントニー(27)にインタビューを敢行したのだが、2人が待つ部屋のドアを開けると、どこか浮かない表情の小峠の姿が。「正直、疑っていました。楽屋に入ったら、僕ら2人しかいなかったので、さっきまでドッキリのカメラがないか、探していましたよ」と笑顔でその訳を教えてくれた。

ドッキリの反響と極意を語った(左から)バイきんぐ・小峠英二、マテンロウ・アントニー (C)ORICON NewS inc.

ドッキリの反響と極意を語った(左から)バイきんぐ・小峠英二、マテンロウ・アントニー (C)ORICON NewS inc.

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■ドッキリの余波が一般人まで… 意外な層からの反響も

 今回のDVDに限らず、さまざまな番組でドッキリの標的となっている“ドッキリスター”の2人。その影響が、日常生活にも及んでいると小峠が嘆く。「よくネタを書きに行く喫茶店で、この間サラリーマンの方が隣に座っていたんですが、僕に気付いた瞬間にキョロキョロし始めて…。おかしいなと思ったら後日、喫茶店のママが『この間、サラリーマンの方が変な動きしてなかった?』って言ってきて。よく聞いてみたら、その人も常連の方なんですが、僕に気付いたときに『これはドッキリだ』と思って、カメラを探していたみたいです。もはや、僕を飛び越えて、一般の方にまで影響が及んでいるんですよ」。

 一方のアントニーも「本当に後悔しているのは、2年以上前に番組で一緒になったグラビアアイドルの方から頼まれて、連絡先を交換したんですよ。初めてのことだったので、絶対ドッキリだと思って、ふざけてボケまくって返信していたら、ドッキリじゃなくて…。結局、シンプルに嫌われました。何にも上手くいかないですよ」と苦笑い。そんな私生活での災難と引き換えに、意外なところでの“うれしい反響”があるようだ。

アントニー「子どもたちが、スゴく観てくれますね。驚いている人を見るのが好きですから。子どもから『面白い』って言われるのは、うれしいですね」
小峠「あーそうだね! 子どもは、ドッキリけっこう好きだね」

■ドッキリ界、期待の新星はアノ芸人 王者・小峠が明かす心得とは?

 ドッキリ番組自体はテレビ創生期から数多く放送されてきたが、『水曜日のダウンタウン』が仕掛けるものは毎回新鮮だ。同番組への出演も多い2人も、その“悪意”と“こだわり”に舌を巻く。

小峠「やっぱり違いますね。長いドッキリの歴史の中で、ほとんどやり尽くされているのに、まだ見たことがない斬新な切り口で来ますから。それは、毎回スゴイなと思います。今回の『逆ドッキリ、逆逆逆くらいまでいくと疑心暗鬼になる説』でも、普通はこっちが仕掛人になって“逆ドッキリ”をするというのはあるんですけど、これはその2つ3つ上をいっていて、もう何が起きているかわからない(笑)。これはいつ終わるんだっていう、頭がトランス状態に入った感じでしたね」
アントニー「悪質ですよね(笑)『どんなにバレバレのダメドッキリでも芸人ならつい乗っかっちゃう説』っていうのでも、やっぱりタブーに触れていますからね。『今まで、ぶっちゃけ気付いたのありました?』って、芸人が、お笑いライブで話すならわかりますけど、テレビを作る側の人がそれを聞くって…」

 同番組では、お互いの相方にスポットが当たる場面も多いが、アントニーの相方・大野大介(27)は、ダウンタウン・松本人志(53)の提案で芸名を「大トニー(おおとにー)」へ改名。松本自身、芸名の名付け親となったのが初めてだったということもあり、相方が得意げになっているとアントニーがチクリと口撃する。「何か自分の地元では、松本さんのことを『パパ』って呼んでいるらしいです。僕には恥ずかしくて言えないから、地元の友だちの前で言っていると思うんですけど、これは本当にやめてほしいですね」。

 ドッキリ界では“新人”も次々と誕生しているが、気になる次世代のスターについてはアントニーが「ANZEN漫才のみやぞんじゃないですかね」と即答。小峠も「あー!なるほどね! みやぞんはそうかもしれない。純粋というか、バカですからね(笑)。あれはかけ甲斐があるんじゃないかな」と声を弾ませながら、もうひとり気になっているという存在を明かした。「僕は、りゅうちぇるのリアクションとかはいいなと思いますけどね。芸人とは違う、キャピキャピしているリアクションだから、あれは何か面白いなと思います。見ていてほほ笑ましいというか、芸人にはないリアクションだなって」。

 そんな中、小峠は2014年、翌15年と2年連続でドッキリ界の覇者として君臨。アントニーは、その人気の要因をこう分析する。「小峠さんは、実験的なドッキリにかかることがめっちゃ多いじゃないですか。そういったことをやろうという時に誰に任せられるかってなると、やっぱり小峠さんになるんだなって思いますね。グダグダになっても、ツッコミで『何なんだよ、これ!』って言ってくれたら、終わることができるから、そこは大きいなと思いますね」。

 アントニーからの絶賛に小峠は恐縮しながらも、ドッキリのターゲットになった時の心得を教えてくれた。「ネタバラシをされた後ですかね。けっこう、そこの絡みとか返しとかは大事だったりするので、そこは上手いことしようかなと思います」。

◆DVD『水曜日のダウンタウン第6巻』ドッキリSP
・2014年一番ドッキリにかけられたの俺説
・2015年一番ドッキリにかけられたの俺説
・どんなにバレバレのダメドッキリでも芸人ならつい乗っかっちゃう説
・「お会計はもう頂いております」のやつ、毎食続いたらめちゃくちゃ怖い説
・逆ドッキリ、逆逆逆くらいまでいくと疑心暗鬼になる説
・「開けたら人がいる」が結局一番怖い説
【未公開】バイきんぐ小峠への予告ドッキリ未公開集

関連写真

  • ドッキリの反響と極意を語った(左から)バイきんぐ・小峠英二、マテンロウ・アントニー (C)ORICON NewS inc.
  • 大活躍しているDVD『水曜日のダウンタウン第6巻』ドッキリSPをアピールする(左から)バイきんぐ・小峠英二、マテンロウ・アントニー (C)ORICON NewS inc.
  • ドッキリの極意を明かしたバイきんぐ・小峠英二 (C)ORICON NewS inc.
  • マテンロウ・アントニー (C)ORICON NewS inc.

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