『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』（3月4日公開）を記念した「ドラえもんKACHI KOCHI Cafe」が、東京スカイツリーの足元にある商業施設「東京ソラマチ」4階に期間限定（5月7日まで）オープン。映画の世界観に包まれた店内で、ここでしか食べられないオリジナルメニューを提供している。

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　最近の「映画ドラえもん」シリーズは、大人が見ても十分に楽しめる、むしろ大人の方が共感できるほど、ストーリーが練られていて、映像だけを観てもかなりハイクオリティー。昨年3月に公開された『映画ドラえもん　新・のび太の日本誕生』は興行収入41.2億円を記録し、シリーズ36作目にして新シリーズ初の40億円を突破、少子化にもかかわらず、人気を加速させている。

　今回の「KACHI KOCHI Cafe」も、内装にドラえもんのキャラクターがあしらわれているのだが、子どもっぽくなりすぎず、ちょっぴり背伸びしたい大人志向の子どもの心をつかみそうな雰囲気。なので、大人同士で入っても楽しいひとときを過ごせそうだ。

　映画（37作目）は、南極を舞台に、氷の下の古代都市、さらには、スノーボールアース理論など、原作者の藤子・F・不二雄の得意とするS（すこし）・F（ふしぎ）が満載の大冒険を描く。

　カフェメニューには、川崎市の南極観測隊の定番メニューが“ドラ型”容器に盛り付けられた「カチコチ南極“ドラ”イカレー」（ミニサラダ付き、1650円）や、わたあめ（コットンキャンディー）を氷山にみたてた「カチコチ氷山ソーダ」（600円）、映画に登場するキャラクター「パオパオ」をイメージしたシュークリームはカフェラテ付きで1300円、不思議な食感のふわふわドラえもん型アイス「ドラえもんカチコチスフレアイス」もカフェラテ付きで1800円…などをラインナップ。

　スフレアイスは一人では食べきれないほどボリュームがあり、ホットのカフェラテやイチゴミルクの“ラテアート”には映画に登場するひみつ道具「極地探検スーツ」のフードをかぶったドラえもんが描かれる。映画では、テレビシリーズよりも少し成長した姿を見せるジャイアンにちなんだ「ジャイアントバーガー」（ミニサラダ・ポテト付き、1850円）は総重量500グラムとボリューム満点で大人の男性にもおすすめだ。

　東京ソラマチには、映画の舞台となる南極の氷上を疑似体験できるアイススケートリンクも3月5日まで営業中（4階スカイアリーナ）。会場にはスカイツリーが背景になる「どこでもドア」のフォトスポットも設置されている。

■アイススケートパークについては
http://www.tokyo-solamachi.jp/new/event/705/

■ドラえもんKACHI KOCHI Caf?については
http://doraeiga.com/2017/doracafe