「これは人間ドキュメントですよ！」（大泉洋）。「40代のおっさんが5人集まったらこうなる…っていう」（森崎博之）。「雄大な知床の地で、小さな小さな人間たちが見られます」（大泉）。

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　北海道が生んだ人気集団TEAM NACSの5人（森崎、安田顕、戸次重幸、大泉、音尾琢真）がレギュラー出演する北海道ローカルの番組『ハナタレナックス』（HTB北海道テレビ）。その年1回、全国放送される特別編『ハナタレナックスEX（特別編） 世界遺産・知床をゆく チームナックス5人旅』が、テレビ朝日系で12日（後1：55〜3：20）に放送される。今回が3回目。

　実は、番組冒頭（収録の始まり）からハプニング続き。一つは、大泉が酒のにおいをプンプンさせながら知床に集合したこと。収録日の前日、都内で大河ドラマ『真田丸』の打ち上げがあり、明け方まで酒を飲んでいて、泥酔＆ほぼ徹夜状態で知床にやって来たのだった。それでも、「絶好調だな、むしろ」（音尾）と驚くほどだった大泉。道中で購入した昆布チップスを戸次が「一つちょうだい」とねだっても「イヤだ」と言ってあげないという“小ささ”も垣間見せて、笑いを誘う。

　そして、収録後、安田が「5人の番組でよかったですよ。ぼくひとりだったら番組としてアウト？　だった」と恐縮しきり、露天温泉で全裸の謝罪をしたハプニングとは？　

　3回目となる今回は、北海道の東に位置する世界遺産の秘境・知床を舞台に、5人が1泊2日のドライブ旅へ出発。知床をよりディープに楽しむために用意された「看板探し」ゲームを通し、知床ならではの大自然や絶景、希少な魚や肉をはじめ海の幸から山の恵みまでがそろうご当地グルメ、そして地元の人々とのふれあいを満喫する。

　2台に分かれた車の中でポロリとこぼれる愚痴や本音、バカ話、ゲームを巡って勃発する本気の仲間割れなど、おそらく、40代のおっさん5人が集まっても彼らのようには楽しくならない。今回も、TEAM NACSの5人だからこその“ゆる〜い”雰囲気が観ていて心地よくて、目が離せなくなる。