歌舞伎俳優の八代目中村芝翫(しかん)が7日、都内で行われた日中国交正常化45周年記念事業『松竹大歌舞伎 北京公演』記者発表会に出席。今回、10年ぶりに中国での古典歌舞伎公演を目前に控え「海外公演というと、どうしても縮小気味になってしまうのですが、今回は大変な大一座だと思っています。少しでも中国の皆さまに歌舞伎の文化を理解していただけるよう、一生懸命努力していまいります」と気合をみなぎらせた。
先代で父の七代目・芝翫が中国との交流があったといい「父は、大変に中国が好きでした。そういった意味では今度、芝翫になった僕に父親からの『ごあいさつをしてこい』というメッセージがあるのではないかと思います」としみじみ。「中国は文化も芸術も最高に優れた国ですので、そこで歌舞伎をやるというのは僕らも律しないといけないなと思います」と決意を新たにした。
今回の公演には、息子たちも帯同するようで「ウチの息子である橋之助、福之助と次の世代も一緒にお芝居をやらせていただきます」と明かし、「ゆくゆくは中国公演が定番になり、必ず1ヶ月くらい公演ができるように、できたら中国にも歌舞伎座ができるくらいの気持ちで努めたいと思います」と意欲をにじませていた。
発表会にはそのほか、中村鴈治郎、片岡孝太郎、萩生田光一内閣官房副長官、程永華駐日中国大使らも出席。北京公演は、3月18日から20日まで中国・北京天橋芸術中心にて上演される。
先代で父の七代目・芝翫が中国との交流があったといい「父は、大変に中国が好きでした。そういった意味では今度、芝翫になった僕に父親からの『ごあいさつをしてこい』というメッセージがあるのではないかと思います」としみじみ。「中国は文化も芸術も最高に優れた国ですので、そこで歌舞伎をやるというのは僕らも律しないといけないなと思います」と決意を新たにした。
今回の公演には、息子たちも帯同するようで「ウチの息子である橋之助、福之助と次の世代も一緒にお芝居をやらせていただきます」と明かし、「ゆくゆくは中国公演が定番になり、必ず1ヶ月くらい公演ができるように、できたら中国にも歌舞伎座ができるくらいの気持ちで努めたいと思います」と意欲をにじませていた。
発表会にはそのほか、中村鴈治郎、片岡孝太郎、萩生田光一内閣官房副長官、程永華駐日中国大使らも出席。北京公演は、3月18日から20日まで中国・北京天橋芸術中心にて上演される。
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2017/02/07