お笑いタレントの東野幸治と藤井隆が、28日に放送されるTBS系お笑い番組『あらびき団オールナイト祭！』収録後の囲み取材に参加した。2007年10月から4年間にわたって放送された『あらびき団』が5年ぶりに地上波で一夜限りの復活を遂げるが、東野は「『復活や！』と思って期待したらバカをみるのはそっち。期待しないで“たまたま”見てください」と後ろ向きにアピールした。

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　「レフト藤井」（藤井）と「ライト東野」（東野）により結成された「サーカス」の団員＝“荒削りな一芸をもったパフォーマーを紹介する”同番組。第1部・2部構成で送る今回、半分となる90分間の収録を終えた2人だが、東野は「楽しい収録と思ってきたら、『あらびき団』ってあんまり楽しい収録じゃなかったんだな」とぶっちゃけ。「気付いたら必死でしゃべっているだけの苦行のような仕事。やりながらだんだんこういう感じだったと懐かしみながらやらせてもらった」と感想を語った。

　これまでは、どぶろっくや厚切りジェイソン、バイきんぐ、横澤夏子、『R-1ぐらんぷり』優勝のハリウッドザコシショウやじゅんいちダビッドソン、『キングオブコント』の覇者であるシソンヌなどを発掘。東野いわく「『エンタの神様』に出られるひと」をコンセプトに選んでいたというが「どんどん違う方向に走っていった…」と苦笑。

　今回も“奇人変人”のオンパレードとなるが、藤井は「（ネタ後に）ライトさんが『ここを楽しむんじゃない？』とヒントをくれますし、初めて観る方は迷われるかもしれないけどそこは笑ってもいいんじゃない、と。驚かないでください」と呼びかけていた。