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レキシ、松たか子と和装共演 武道館公演に八嶋智人・チャット・キュウソら登場

 ミュージシャン・池田貴史のソロプロジェクト「レキシ」が17日、東京・日本武道館で全国ツアーの最終公演を行い、最新アルバムに参加した豪華ゲストと共演した。本編終盤には、レキシネーム「森の石松さん」こと松たか子が、御台所風の和装で登場。レキシとともに扇子で会場をあおりながら「最後の将軍」「きらきら武士」を歌い、1万2000人を動員した武道館は興奮のるつぼと化した。

レキシが日本武道館公演で和装の松たか子と共演 Photo by 田中聖太郎

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 同公演は5枚目のアルバム『Vキシ』(6月発売)を引っさげた全国ツアー『レキシツアー 遺跡、忘れてませんか?〜大きな仏像の下で〜』(9ヶ所10公演)の千秋楽で、自身2年ぶりの武道館公演。ツアータイトルどおり、アフロヘア&ヒゲスタイルの高さ4メートルを超す巨大な仏像が鎮座するステージで豪華共演が繰り広げられた。

 オープニングは「牛シャウト!」で幕開けし、レキシネーム「シャカッチ」ことハナレグミとコラボ。7曲目の「KMTR645」(カマタリロクヨンゴ)では、仏像の中から「ネコカミノカマタリ」ことキュウソネコカミが登場。袴姿のメンバーにまじってヤマサキセイヤ(Vo/G)はイルカの着ぐるみ姿で現れ、疾走感あふれるロックナンバーで会場を沸かせた。

 昨年11月にシングルとして発売された「SHIKIBU」では、ボーカルを務めた「阿波の踊り子」ことチャットモンチーがレキシと同じ十二単風衣装をまとって登場。さらに、同曲のミュージックビデオに出演している“劇団シキブ”こと八嶋智人がシークレットゲストとして駆けつけ、ダンスで盛り上げた。

 アンコールではアニメ『一休さん』のテーマソングに乗せ、一休さん風の衣装に身を包んだレキシとバンドメンバーがラインダンス。一休さんの名シーン「屏風の虎をだす」寸劇なども披露し、会場は爆笑の渦に包まれた。ラストは再び「KMTR645」のイントロが流れるなか出演者全員がステージに勢ぞろいし、3時間を超すライブに幕を下ろした。

関連写真

  • レキシが日本武道館公演で和装の松たか子と共演 Photo by 田中聖太郎
  • 2年ぶりの武道館公演で熱唱するレキシ Photo by 田中聖太郎
  • 「大きな仏像の下で」豪華ゲストと共演したレキシ Photo by 田中聖太郎

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