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音楽家の坂本龍一が、渡辺謙ら豪華キャストが集結する映画『怒り』(9月17日公開)の劇中音楽を手がけていることが15日、わかった。李相日監督の熱烈なオファーを受け、原作と脚本を読んで快諾したという坂本は「常に妥協を許さない李監督の姿勢に、何度も何度も直しを要求されたけれど、音は直すたびに確実に良くなっていった。日本映画としては珍しくエンタテインメントに流されず、骨太でパワフルな映画になったと思います」とコメントしている。 坂本は映画音楽としてはこれまでに『戦場のメリークリスマス』(1983年)で英国アカデミー賞を受賞。『ラストエンペラー』(1987年)ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞などを受賞。近年では、山田洋次監督『母と暮らせば』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇りし者』の音楽を担当し、常に革新的なサウンドを追求する姿勢が世界的評価を得ていた。

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  • 『レヴェナント:蘇りし者』に続いて『怒り』映画音楽を担当した坂本龍一 Photograph by Chad Kamenshinv
  • 収録に臨んだ坂本龍一と李監督、ノースウェスト交響楽団(C)2016「怒り」製作委員会
  • 主題曲を演奏するクロアチア出身のチェロデュオ・2CELLOS (C)2016「怒り」製作委員会
  • 第2弾ポスター(C)2016「怒り」製作委員会

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