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岡崎体育、堂々の“口パク”で音楽関係者爆笑 ソニーイチ押し新人ライブ

 ソニーミュージックの7つのレーベルからなるソニー・ミュージックレーベルズが7日、都内のZepp Tokyoで新人コンベンション『Sony Music Labels 2016』を開催した。岡崎体育anderlustLeolaら各レーベルが今年イチ押しする新人アーティスト8組が集結し、パフォーマンスを行った。

熱唱風口パクで沸かせた岡崎体育

熱唱風口パクで沸かせた岡崎体育

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 音楽関係者が着席でステージを見守る、新人アーティストにとっては冷や汗もののライブで笑いと称賛の拍手をさらったのは、ミュージックビデオ(MV)あるあるを詰め込んだ、その名も「MUSIC VIDEO」のMVがYouTubeの再生数400万回を突破した京都在住の男性ソロプロジェクト・岡崎体育。

 “曲の説明をする曲”「Explain」では、「♪2番に入った瞬間に 実は口パクだったことをみんなにカミングアウト」の歌詞の部分で熱唱ポーズから一転、わざとマイクを離し、堂々かつ巧妙に口パクだったことをアピール。「♪2番のサビ終わりにありがちなオシャレなCメロ〜 ここでお客さんは手を挙げてくれるはず〜」の部分では、誰も手を挙げていない客席を見渡し、「コンベンションじゃ無理か…」と“コンベンションあるある”も披露し、会場は爆笑の渦に包まれた。

 曲間のMCではバンドに対する嫉妬心をまくしたて、「きょうの楽屋もそう。Brian the Sunなんてメンバーだけで話したりして、全然話しかけてくれないんですよ」と冗談まじりにぶちまけると、「そういう嫉妬心が生み出した」という「FRIENDS」を披露。「バンドざまぁみろ!」と連呼して大暴れすると、最後にはマイクを通さずに生声で「僕はソニーミュージックの宝になります!」と絶叫し、割れんばかりの拍手を浴びた。

 このほか、フジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』にシェリル役で出演中のLeola、2014年に「世界で最も美しい顔」5位に選ばれたスウェーデン出身の18歳、ザラ・ラーソンらが熱唱。出演アーティストおよびコメントは以下のとおり(出演順)。

さユり(アリオラジャパン)
 “暗闇からの強い光”を感じてほしくて、明るい面と暗い面、両極端なもので自分を昇華させて歌っています。『それでも前に進む』『それでも歌っていく』という核になるメッセージで、自分にしか歌えない『それでものその先』を届けて、いつか国民的な存在になりたいです。
【演目】「ミカヅキ」「るーららるーらーるららるーらー」「夜明けの詩」

▽anderlust(ソニー・ミュージックレコーズ)
 固定の概念にとらわれないよう楽曲作りをしていきたいです。アートを用いたライブも視野に入れていますし、まだ始動したばかりですが、自分たちの信じる音楽をひとつひとつ積み上げて、みなさんに寄り添える存在になれるよう頑張ります。
【演目】「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」「若者のすべて」「いつかの自分」「帰り道」

ЯeaL(SMEレコーズ)
 ガールズバンドですが、見た目はかわいくても楽曲や演奏、パフォーマンスはカッコよくありたいです。ガールズバンド史上最速で武道館に立つことが私たちの夢です。ありのままで飾らない存在として、みんなの希望になれるように頑張ります。
【演目】「セナカアワセ」「秒速エモーション」

▽岡崎体育(SMEレコーズ)
 自主制作でできなかった“お金の無駄遣い”をしたいですね。一番はやっぱり人件費。とんでもない有名アーティストをフィーチャーしたり、後輩の映像監督と一緒に、大掛かりなセットでお金のかかった作品も作りたいので、うまいこと会社の偉い人の懐に入り込めるよう頑張ります。
【演目】「Explain」「FRIENDS」

▽ザラ・ラーソン(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
 日本をはじめ、さまざまな国へ自分の音楽を届けることができてとても光栄だし、エキサイトしています。ニューアルバムにはアップテンポやバラードなどさまざまなスタイルの曲が詰まっているから、あなたのお気に入りの一曲もきっと見つかるはず。またすぐにでも日本へ戻ってきたいわ。愛してます!
【演目】「LUSH LIFE」「Never Forget You」

LILI LIMIT(キューンミュージック)
 まずは“シーン”を作っていきたいです。ビジュアルやアートワークまでこだわる僕らみたいなバンドが増えていってほしい。一人孤独に音楽を聴くような作品とは対照的に、ライブでは一気に人間味が出て男くさくなる。年内のワンマン目指して頑張ります。
【演目】「Living Room」「Girls Like Chagall」

▽Leola(ソニー・ミュージックアソシテイテッドレコーズ)
 大切にしてるのは、誰かに対して誠実にいること、笑顔でいること、そして自分自身より誰かのためにどうあるべきか。自然体の私が、生活の一部としてみなさんの中に溶け込んでいけるような活動をしたいです。常にチャレンジしていくことで、失敗を恐れないことを私から感じてくれたらうれしいです。
【演目】「Rainbow」「Don’t know why」

▽Brian the Sun(EPICレコードジャパン)
 僕らの強さは自然体なところ。音楽は“無理やり”じゃなく、心の底から“自然と”あふれ出てくるものなので、その瞬間の衝撃なんかではなく、故郷みたいに帰ってこられる場所でありたいと思ってます。楽曲作りもライブも、いつも『心の片隅』にいられるような存在でいたいです。
【演目】「彼女はゼロフィリア」「神曲」「HEROES」

関連写真

  • 熱唱風口パクで沸かせた岡崎体育
  • 映画『あやしい彼女』の主題歌「帰り道」でデビューしたanderlust(左から西塚真吾、越野アンナ)
  • 月9ドラマ『ラヴソング』に出演中のLeola
  • 2.5次元のシンガー・ソングライター、さユりがトップバッターを務めた
  • 10代の4人組ガールズバンド「ЯeaL」(リアル)
  • スウェーデン出身のザラ・ラーソン
  • 男女5人組ポップバンド・LILI LIMIT
  • トリを務めた大阪発の4人組バンド・Brian the Sun

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