“岡山の奇跡”として注目されているタレントの桜井日奈子が2日、都内で行われた中山優馬主演の舞台『それいゆ』制作発表会見に登壇した。同舞台で女優デビューを果たす桜井は「共演者の方々、先輩方を見習って精一杯頑張ろうと思います」と“ド緊張”気味に意気込みを語った。

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　同舞台は太平洋戦争の混乱期に活躍した人気画家・中原淳一を中山が演じ、戦時下でも「美」を追求し、女性たちに希望を与えた彼の生き様を描く。桜井は、女優を目指す女学生で中原ファンの大河内舞子に起用された。

　けいこの様子について桜井は「緊張しぃなんですが、皆さんが和らげようと楽しませてくれたり、舞台用語を親切に教えてくださって毎回楽しいです」と報告。中山は桜井について「バスケ部出身なのでパワーがすごい」と感心され、この日、けいこ前に行っているという“日奈子トレーニング”と題したバスケ部仕込みのトレーニングを実演。その一生懸命さで中山のみならず報道陣も和ませた。

　また、中原さんの絵をモチーフに女装した中山の撮影時に初対面したという桜井は「そういう方なのかと思った」と天然発言。爆笑を誘うと、「すみません…」と申し訳なさそうに縮こまったが、ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大も「みんな、（桜井に）癒やされてます」と絶賛されていた。

　26日から29日まで大阪・梅田芸術劇場シアタードラマシティと6月1日から5日まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。金井勇太、施鐘泰（JONTE）、佐戸井けん太が参加した。