28日よりリニュアールした日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』（毎週月〜木曜　後11：00、金曜　後11：30）で新キャスターを務める小正裕佳子が、囲み取材に出席した。小正は2003年度ミス東大、2009年からはNHK新潟放送局のアナウンサー、その後は4年間獨協医科大学助教という異色の経歴の持ち主。「就任までの4年間は普通の一般人として暮らしていたので慣れないことばかり。逆に普通の人として暮らした肌感覚を一つでも多くニュースの中で盛り込んでいければ」と意気込んだ。

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　2日間の出演を経て「番組のなかでの振る舞いはまだまだ初心者」と反省し、これまで住んでいた福島や新潟・佐渡、地元の関西、学生時代の友人などから多くの反響を受けたといい「応援とかダメ出しもいただいて。普段の姿をもっとだしていければいいねとおしかりももいただきまして…毎日が全国の人に会える機会、チャンスなのだと感じました」と前向きに明かした。

　同席した“先輩”である村尾信尚キャスターは「僕たちの原点は若い人たちにニュースを見ていただくということ」と強調。「大切なのはこの社会を良くしたいという、心だと思う。そこはニュースを伝える原点になるのでしっかり持ってもらいたい。事前の会議でもその熱意は伝わったので楽しみです」と期待を寄せた。

　これに対し小正は「恐れいります」と恐縮しつつ「まだまだなにもできていませんが、村尾さんの普通っぽさ、飾らない言葉づかいや表情が魅力。また、うとい分野をイチから教えてもらいつつ、私の年代としてできること、生かせることをお互いフォローして信頼してやらせていただければ」と呼びかけていた。