女優・上戸彩との不倫に溺れるドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち』(フジテレビ系)で一躍ブレイクし、今年1月から始まった主演ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(日本テレビ系)も好評で終えた斎藤工。“セクシー俳優”の評価もすっかり定着したが、本人はなぜか全力で否定。「来年は消える」「昼顔バブル」等々、超ネガティブ発言を繰り返している。なぜ斎藤はそこまでセクシー路線を否定するのか? “一発屋”への不安を隠そうとしない斎藤工は、果たしてセクシーイメージを払拭することができるのだろうか?
◆世間での“クールでセクシー”なイメージとは程遠い本来の姿
斎藤が“一発屋”への“危惧”をはっきりと声高にカミングアウトしたのは、3月14日放送の『しゃべくり007』。冒頭、番組観覧者から黄色い歓声があがり、「すごい人気だね」とくりぃむしちゅー・上田晋也に言われると、「これはすべて嘘ですね。ひとり2000円払ってます」とのっけから否定発言。そして前回の同番組で、「バラエティだから調子に乗って言った」ことが変に飛び火し、まとめサイトで広がって誤解されていると訴え、誤解を解くべく“100%伝わるまで帰りません!”なる企画を自ら持ち込んだのである。しかも、そのために述べ3時間以上、計5回に及ぶ打ち合わせをスタッフと行なったことが暴露された。さらに「世間ではエロ俳優というイメージを持たれている」と言い、上田に“抱かれたい”“色気がある”俳優と言われてうれしくないのかと聞かれると、それは「陰謀ですね」とまで言い放ったのである。
加えて、「役者を16年やって、一時的にピックアップされると同じ速度でなくなっていくことをわかっている。ブームは、無責任におだてられ、最終的には本人が地獄をみる。その地獄待ち」とどこまでも自虐トークを繰り広げる斎藤に、「調子に乗らないように一生懸命」だと、ネプチューン・堀内健もたまらずフォローする始末。結局、時間が足らずに“100%伝わる”までには至らなかったが、「100%伝えたらファンが0になる」と上田が懸念するほど、その後も斎藤は独特すぎる持論を展開し続けた。主演ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』でのクールな役どころとは程遠い不思議キャラすぎる斎藤の本来の姿に驚いた視聴者も多いだろう。
◆遅咲きの苦労人だからこそ、安易なセクシー俳優のイメージから“一発屋”を危惧
「斎藤さんは“火村英生”のようにクールでセクシーなキャラと思われていますが、俳優デビュー15年目にしてブレイクした遅咲きで、意外と苦労人なんです。デビュー後も新聞配達のアルバイトをしたり、実はBL(ボーイズ・ラブ)系の映画にも多く出演していて、男性との絡みまで披露している。普通は“黒歴史”として封印したいところでしょうが、本人は隠すつもりもない。先月のスペシャルドラマ『最上の命医2016』(テレビ東京)ではキリンのかぶり物、インスタント食品のCMでは野菜のかぶり物をするなど、求められればブリーフ1枚になることも厭わない。本人も言うように、“断るという概念がない”人なんですね。とにかくサービス精神が旺盛で、われわれ制作側の意図をくみ取ることができる俳優さんです」(ドラマ制作会社スタッフ)
『昼顔』でブレイクするまでは、それほど目立った役どころはなかった斎藤だが、最近は各方面で引っ張りだこ。順調に俳優としてのキャリアも積み重ねている。オタクと言われるくらいの映画好きで、本人も狂気的な悪役や汚れ役などにも挑戦したいという気持ちがあるようだ。斎藤は以前、「ロバート・デ・ニーロは素でいることが不安で、不安ゆえに過剰なまでの役作りをするらしいんですけど、僕も不安だからこそとことんやりたい。日常を犠牲にしても得るものがあるのなら、とことんやりたい」と役に対する思いを熱く語っていた。それだけに、安易にクールでセクシーな“エロ俳優”のイメージがつくことに脅え、また“遅咲き”であるからこそ、“一発屋”では絶対に終わりたくないという強い意志が感じられる。
斎藤はそうした自分の姿を隠そうともせず、むしろ持ち前のサービス精神で、バラエティなどで面白おかしく伝えてしまう。背後に本人の“必死感”も見え隠れするが、同時に“ひたむきさ”も伝わり、結果的には好感度もアップ、役者としての“幅”も広がっていくと思われる。そうした意味では、斎藤の“イメージ払しょく作戦”は現時点では成功していると言えるだろう。近い将来、“エロ”や“クール”ではない俳優・斎藤工の姿が見られるに違いない。
◆世間での“クールでセクシー”なイメージとは程遠い本来の姿
斎藤が“一発屋”への“危惧”をはっきりと声高にカミングアウトしたのは、3月14日放送の『しゃべくり007』。冒頭、番組観覧者から黄色い歓声があがり、「すごい人気だね」とくりぃむしちゅー・上田晋也に言われると、「これはすべて嘘ですね。ひとり2000円払ってます」とのっけから否定発言。そして前回の同番組で、「バラエティだから調子に乗って言った」ことが変に飛び火し、まとめサイトで広がって誤解されていると訴え、誤解を解くべく“100%伝わるまで帰りません!”なる企画を自ら持ち込んだのである。しかも、そのために述べ3時間以上、計5回に及ぶ打ち合わせをスタッフと行なったことが暴露された。さらに「世間ではエロ俳優というイメージを持たれている」と言い、上田に“抱かれたい”“色気がある”俳優と言われてうれしくないのかと聞かれると、それは「陰謀ですね」とまで言い放ったのである。
加えて、「役者を16年やって、一時的にピックアップされると同じ速度でなくなっていくことをわかっている。ブームは、無責任におだてられ、最終的には本人が地獄をみる。その地獄待ち」とどこまでも自虐トークを繰り広げる斎藤に、「調子に乗らないように一生懸命」だと、ネプチューン・堀内健もたまらずフォローする始末。結局、時間が足らずに“100%伝わる”までには至らなかったが、「100%伝えたらファンが0になる」と上田が懸念するほど、その後も斎藤は独特すぎる持論を展開し続けた。主演ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』でのクールな役どころとは程遠い不思議キャラすぎる斎藤の本来の姿に驚いた視聴者も多いだろう。
◆遅咲きの苦労人だからこそ、安易なセクシー俳優のイメージから“一発屋”を危惧
「斎藤さんは“火村英生”のようにクールでセクシーなキャラと思われていますが、俳優デビュー15年目にしてブレイクした遅咲きで、意外と苦労人なんです。デビュー後も新聞配達のアルバイトをしたり、実はBL(ボーイズ・ラブ)系の映画にも多く出演していて、男性との絡みまで披露している。普通は“黒歴史”として封印したいところでしょうが、本人は隠すつもりもない。先月のスペシャルドラマ『最上の命医2016』(テレビ東京)ではキリンのかぶり物、インスタント食品のCMでは野菜のかぶり物をするなど、求められればブリーフ1枚になることも厭わない。本人も言うように、“断るという概念がない”人なんですね。とにかくサービス精神が旺盛で、われわれ制作側の意図をくみ取ることができる俳優さんです」(ドラマ制作会社スタッフ)
『昼顔』でブレイクするまでは、それほど目立った役どころはなかった斎藤だが、最近は各方面で引っ張りだこ。順調に俳優としてのキャリアも積み重ねている。オタクと言われるくらいの映画好きで、本人も狂気的な悪役や汚れ役などにも挑戦したいという気持ちがあるようだ。斎藤は以前、「ロバート・デ・ニーロは素でいることが不安で、不安ゆえに過剰なまでの役作りをするらしいんですけど、僕も不安だからこそとことんやりたい。日常を犠牲にしても得るものがあるのなら、とことんやりたい」と役に対する思いを熱く語っていた。それだけに、安易にクールでセクシーな“エロ俳優”のイメージがつくことに脅え、また“遅咲き”であるからこそ、“一発屋”では絶対に終わりたくないという強い意志が感じられる。
斎藤はそうした自分の姿を隠そうともせず、むしろ持ち前のサービス精神で、バラエティなどで面白おかしく伝えてしまう。背後に本人の“必死感”も見え隠れするが、同時に“ひたむきさ”も伝わり、結果的には好感度もアップ、役者としての“幅”も広がっていくと思われる。そうした意味では、斎藤の“イメージ払しょく作戦”は現時点では成功していると言えるだろう。近い将来、“エロ”や“クール”ではない俳優・斎藤工の姿が見られるに違いない。
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2016/03/26