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原田芳雄さん“19回目”誕生日ライブ開催 記録映画の公開決定

 2011年に亡くなった俳優・原田芳雄さん(享年71)の“19回目の誕生日”を記念したトリビュートライブ『風来去〜そろそろ芳雄の唄が聞きたい〜』が2月29日、東京・赤坂BLITZで開催された。うるう年2月29日生まれの原田さんのため、長男でギタリストの原田喧太と長女で女優の原田麻由の呼びかけで行われ、親交のある宇崎竜童佐藤浩市江口洋介瑛太らが歌声を披露。映像を駆使して原田さんとの共演を楽しみ、“10代最後”を祝った。

原田芳雄さんの“19回目の誕生日”を記念したトリビュートライブ『風来去〜そろそろ芳雄の唄が聞きたい〜』が開催された

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 毎回、うるう年の誕生日にはライブを行っていた原田さんが「バースデーライブをやれないなら死んだ方がマシだ」と話していた意思を継ぎ、2012年2月29日に『原田芳雄18th×4 Birthday LIVE〜風来去〜』を実施。今年も「『そろそろ芳雄の唄を聞きたいな』と単純な気持ちが高まって、また風来去ライブをやりたいと思ってしまいました」(喧太・麻由)と開催に至った。

 バースデーライブ常連の佐藤は「楽屋に帰ってくる人たちが『緊張するよ』って言うから、待っている方はたまったもんじゃない」と苦笑しつつ、「朝日のあたる家」「Lazy Lady Blues」の2曲で聴かせた。緊張気味に登場した瑛太は、客席に向けて「元気ですかー? 2階? これやってみたかったんです」とアーティスト気分を満喫してから「夕日の中の少年」を熱唱した。

 「Only My Song」を歌った江口洋介は、現場でよく話したという芳雄さんの思い出話を語り、吉川晃司は「早春賦」を歌唱。アンコールでは、喧太が4年前のライブに一緒に参加後、12年10月に亡くなった桑名正博さん(享年59)の思い出を振り返って、思いを込めた「月のあかり」を披露。最後は原田さんが歌う「愛の讃歌」の映像が流れ、情感たっぷりの歌声で約700人の観客を酔わせた。

 イベント中には、“特報”としてバースデーライブのドキュメンタリー映画化が発表された。詳細はまだ明かさなかったが、喧太は「乞うご期待です。夏頃(公開を)予定しています」と呼びかけていた。

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  • 約700人が歌声に酔いしれた
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