お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳とFUJIWARAの藤本敏史と原西孝幸の男3人が、大河ドラマ『真田丸』（NHK）で注目される真田一族にまつわる隠し湯をめぐる特別番組『ロンブー淳の一度は行きたい！武将の隠し湯　真田幸村も入った!?最強温泉SP』が、あす20日（後4：00〜4：54）にTBS系で放送される。真田昌幸が城を築いた真田家の故郷・長野のTBS系列局・SBC信越放送が番組を制作した。

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　芸能界屈指の歴史ファンとして知られる淳いわく、「隠し湯とは、戦国時代に権力を持っていた武将が教えたくないほど魅力的な温泉」。戦乱の世、生きるか死ぬかの勝負を繰り返す戦国武将が求めた癒しのひと時、それは、人里離れた地に湧き出る温泉に入ることだった。ゆっくり温泉に浸かっているところを敵勢に攻めこまれるわけにはいかない。隠し湯となるのは必然。名将あるところに、名湯ありだ。

　今回の番組で淳たちが案内するのは、真田氏の隠し湯として知られる別所温泉から、真田一族発祥の里にある一軒宿、国内有数の湯量を誇る温泉地・草津、そして志賀高原の最奥にある真田氏最後の隠し湯まで。別所や草津はいまでこそ全国的に有名な温泉地だが、そこにある“隠し湯”から戦国の世の知られざる物語をひも解いていく。また、戦国時代、時の権力者たちはどんなものを食べていたのか？　戦国時代の“最恐”グルメも紹介。最近ではなかなか見られない淳のリアクション芸や、途中、タレントの菊地亜美が参戦して彩りを添える。

　淳は「真田一族が隠していた温泉、見つけた温泉を紹介していますから、今の真田ブームをより楽しめると思います。あとほんのちょっとだけお色気シーンみたいな温泉もありますんで、そちらもお楽しみにしてください」とコメント。

　別所温泉は、日本有数の歴史を持つと言われ、「信州の鎌倉」としても有名。そんな別所温泉に、堂々過ぎるほど「真田幸村公の隠し湯」と銘打つ温泉がある。しかしこれは、歴史小説家・池波正太郎の『真田太平記』の中でのこと。つまりは架空の話ということになるが、それだけではないエピソードが秘められていた。

　真田一族発祥の里は、携帯電話や地上波テレビの電波も届かない山奥にある。渓谷にたたずむ一軒宿は、雪深い冬の時期は行くだけでも一苦労。それも真田一族の“戦略”だったのかも。

　豊富な湯量と効能豊かな泉質を持ち、年間280万人もの観光客が訪れる草津温泉は、かつて真田一族の領地でもあった。この地にある隠し湯をめぐっては、戦国時代の真田・豊臣・徳川に知られざる因縁があったらしい。

　時は流れて幕末。信州の山奥に真田氏の命を受けた男が見つけた隠し湯があった。極上の泉質と美しい色を誇る温泉は、当時も今もほかの追随を許さないほどの魅力が。標高1700メートルの秘境まで足をのばし、真田氏“最後の隠し湯”にふさわしい極上の湯を満喫する。