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佐藤健寿&丸山ゴンザレス、クレイジー取材の支えは“準備”と“はったり”

 独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々(クレイジージャーニー)が「その人だから話せる」「その人しか知らない」常識離れした体験談を語る、TBS系伝聞型紀行バラエティー『クレイジージャーニー』(毎週木曜 後11:53)。2枚組DVD発売を記念して、同番組の名物出演者の奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏と危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏が先日、都内でトークショーを開催。危険と隣り合わせの取材を行う2人が、その心得を明かした。

クレイジージャーニーを支える秘けつを明かした(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.

クレイジージャーニーを支える秘けつを明かした(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.

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 佐藤氏は、かつて宇宙ロケット打ち上げの撮影を行った時のことを振り返り「鳥とか飛行機とかを撮るのとは訳が違うので、ネットなんかで“ロケットの撮影”と見ても出てこなくて…」と苦笑い。「だけど(打ち上げの瞬間は)一発勝負なので、縮尺を調べてみたら、東京タワーの上からスカイツリーを撮ると(撮影地と)同じ縮尺になるとわかったので、練習しました。結果、何とか撮ることができました」と下調べの必要性を説くと、丸山氏も「確かに(取材へ)行く前にフェイスブックとかを使って、取材する町に住んでいる人を見つけて、手当たり次第連絡を取ります。現地でも数珠つなぎで聞き込みをしますね」とうなずいた。

 しかし、クレイジーな取材に“まさか”はつきもの。そんな時に、必要とされるのが“はったり”をかます精神力だと、丸山氏は説く。「場所によっては“ジャーナリスト”や“ただの観光客”など、立場の使い分けが必要。タイで作った、ニセのジャーナリストパスを出してみたりすることもあります」とイタズラっぽい笑みを浮かべると、佐藤氏も「こっちが緊張してると、相手も緊張してしまう。だから、けっこう怖い人が出てきても、あえてタバコを吸ってみたりとか、こっちもリラックスするのが大事かなと思います。まぁ(丸山)ゴンザレスさんほど、危ない人には会わないんですけども」と同意した。

 最後に、視聴者から「嘘偽りがない、その土地の“リアル”を感じることができる」との好評が相次ぐ同番組への思いを聞いた。「『クレイジージャーニー』は、MCの松本(人志)さん達やスタッフの方々も含めて、本当に興味を持ってくれて、できる限りの誠意を持って伝えてくれている。日本では画期的な番組だと思うし、そこに関われていることがうれしい」(佐藤氏)。「この番組には、僕とか佐藤さん以外にも、いろんな人が出ているので、そういう変わった旅をやってる人がいるというのを知って、興味を持っていただけたら。この番組が、ひとつのジャンルになっていくような感じがします」(丸山氏)。

『クレイジージャーニー』DVD(2枚組)
DISC1…「マンホールタウンに潜入」(丸山ゴンザレス)「恐怖と神秘の洞窟探検」(洞窟探検家・吉田勝次)「アラスカに取り憑かれた男」(アラスカ写真家・松本紀生)
DISC2…「世界四大廃墟巡礼の旅 前編・後編」(佐藤健寿)「マサイ戦士の妻」(マサイ戦士の妻・永松真紀)

関連写真

  • クレイジージャーニーを支える秘けつを明かした(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 入念な下調べの必要性を説いた佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 「この番組がひとつのジャンルに」との期待を寄せた丸山ゴンザレス氏 (C)ORICON NewS inc.
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