フリーアナウンサーの小林麻耶（36）が12日、都内で行われた福岡県観光プロモーション記者発表会見に出席。先月リリースの「ブリカマぶるーす」で歌手デビューを果たしたが、今度はこの日発表された『福岡WEB小説「ぴりから」』プロジェクトでWEB小説家に初挑戦したことを明らかにした。

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同プロジェクトは、福岡県を舞台にした短編小説を7人の著名人が執筆。同県出身の起業家・堀江貴文氏、直木賞作家・東山彰良氏、放送作家・鈴木おさむ氏、小説『ビリギャル』著者・坪田信貴氏、読者モデル・田中里奈、コピーライター・佐々木圭一氏がそれぞれ実話を織り交ぜながら書き下ろした。

　小林は『ニュースワイドの時間です。』と題して、同県出身のアナウンサーを主人公にした奮闘劇を描いた。オファーを受けた際に「文章を書くのは苦手なので一度、お断りした…」と申し訳無さそうに振り返ったが「2016年は歌手デビューもして、新しいことにどんどん挑戦したい」との思いから快諾したと笑顔に。

　苦悩して書き上げた作品がボツになるなど、完成までに紆余曲折があったといい「本当に難しくて、プロの作家さんのすごさを改めて感じた。最初の一文字を書くのに1ヶ月半以上かかりました。頭の中で妄想しちゃって、こんがらがっちゃったんです…」と、苦笑いしながら執筆当時を振り返っていた。

　きょう12日から特設サイトで配信を開始。堀江氏の『1991年俺のDESRE』を皮切りに毎週金曜日に1作品ずつ公開される。