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ゆず、“新作発売前”ツアー完遂 27万人動員も「すごく不安だった」

 人気デュオ・ゆずが3日、さいたまスーパーアリーナで全国ツアー『YUZU ARENA TOUR 2015-2016 TOWA -episode zero-』の最終公演を行い、1万7094人のファンを熱狂させた。昨年10月20日の静岡公演からこの日まで、13ヶ所27公演でトータル約27万人を動員した。

27万人動員ツアーを完遂したゆず

27万人動員ツアーを完遂したゆず

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 本ツアーは、昨年8月に地元・横浜スタジアムで開催した弾き語りライブ『二人参客』を受け、北川悠仁、岩沢厚治が「これから出ていく新曲たちを、まずライブでファンの皆さんに聴いてほしい」という想いから、約2年ぶりとなるオリジナルアルバム『TOWA』(13日発売)リリースに先駆けて敢行したもの。

 オープニングは「HAMO」で幕開け。「少年」では2人が別々のフロートに乗り込み、客席の前を移動しながら演奏した。北川が「新年あけましておめでとうございます! きょうはツアーファイナル。全部出しきっていくぞ!」と煽ると、観客のボルテージはさらに上昇。移動した会場中央では、「栄光の架橋」を弾き語りバージョンで披露した。

 ステージにそびえ立つ巨大セット“キャッスル・オブ・トワ”を紹介し、新曲「いっぱい」「みそら」を披露したほか、ロックナンバー「た Ri ナ ぃ」では、ステージ上に巨大な“恐竜”も登場。大みそかの『第66回紅白歌合戦』でも披露した「かける」では会場が一体となり、ファンがステージへ腕を振り上げた。

 新アルバム表題曲として先行配信された「TOWA」では、プロジェクションマッピングによってキャッスル・オブ・トワ全体が変化し、観客を圧倒。その後も「夏色」「OLA!!」など盛り上がり必至のナンバーでたたみかけた。

 最後のMCで北川は改めて“アルバム発売前ツアー”について「こういう試みは初めてだったので、正直、最初はすごく不安だったんです」と胸中を吐露。しかし、ツアーに参加したファンの「新曲を真剣に聴いてくれる姿や応援してくれる拍手・声援」が心の支えになったといい、「その一つ一つが、途中でくじけそうになったこのツアーを無事やり切ることができました。本当にありがとう」と感謝した。

 まばゆい特効が舞うなか、ラストはバンドメンバー、パフォーマー全員で「終わらない歌」を歌い、ツアーの幕を下ろした。

■『YUZU ARENA TOUR 2015-2016 TOWA -episode zero-』セットリスト
01. HAMO
02. REASON
03. T.W.L
04. 少年
05. 栄光の架橋
06. 友達の唄
07. いっぱい
08. ルルル
09. みそら
10.た Ri ナ ぃ
11.つぶやき
12.かける
13.TOWA
14.ポケット
15.夢の地図
16.慈愛への旅路
17.夏色
18.OLA!!
19.終わらない歌

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