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頭が痛い、風邪っぽい…。そんな症状が表れた時、「ひどくなる前に市販薬を飲む」という人は多いだろう。世の中には多数の薬があるが、一貫して言われているのが「水で服用」するということ。なぜ水? 緑茶じゃダメなの? “薬は水で”と言われる理由について、医薬品服用時の飲料が与える溶出の影響等を研究している摂南大学薬学部講師の小森浩二先生に聞いてみた。 研究や実験を繰り返し行って安全性や有効性を確認したのちに、人を対象とした臨床試験(治験)を実施してデータを取って…。世に出回っている医薬品は、そんな長い工程を経て承認・認可されている。巷で言われている“薬と水”は、この医薬品承認過程の中ではお馴染みの飲み合わせで、臨床試験で服用する時に必ずと言ってよいほど用いられるとか。「ですから、製薬企業の提供する情報は水で服用したときの情報しかなく、医療従事者は“水で服用してください”と言うしかないのです」(小森先生・以下同)。

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