アイドルグループ・モーニング娘。’15のエース、鞘師里保（17）が29日、英語やダンスを学ぶ留学のため、年内での卒業を発表した。2011年の加入直後から大きな期待を受け、昨年11月の道重さゆみ卒業以降、グループの中心となっていたエースの突然の卒業発表は、大きな衝撃を呼び、各界の鞘師ファンがツイッターで嘆きの声をあげた。

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　「ハロプロファン」で知られるHKT48・指原莉乃は、今年8月に音楽番組でモーニング娘。’15と共演した際、自身のツイッターで「鞘師さんは神々しすぎて見つめることしかできなかった！！！！でも熱視線送った！！！！」と熱い気持ちを告白するほど。この日は「鞘師ちゃんに関してはまたあした。。」とつぶやくにとどめた。

　同じくアイドルファンの元SKE48の松井玲奈も、自身の出演するラジオ番組に寄せられた報告で鞘師の卒業を知り、「私も動揺しております」とツイート。NMB48の薮下柊は涙を流す顔文字を用いながら「鞘師さま。。応援します！」と心境を明かし、SUPER☆GiRLSの渡邉幸愛も「鞘師里保さん卒業なんですね…」とつぶやいた。

　コラムニスト・コメンテーターの犬山紙子氏は「鞘師…気持ちの整理がつかない」とショックが大きいようで、犬山氏の夫でプロデューサーの劔樹人氏は「道重さんの卒業を鞘師だけが乗り越えられなかったようにも見える。エースの重圧をひとりでさらに抱え込み、不器用すぎる17歳は孤独を深めていった。モーニングの未来を思う気持ちが、彼女を苦しめるようになっていったのかもしれない」と持論を展開した

　『モテキ』などで知られる漫画家の久保ミツロウ氏は「鞘師が…」とまさに絶句。『ピューと吹く！ジャガー』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』を手がけた漫画家のうすた京介氏も「鞘師…ウソだろ…あああ…」と言葉が続かなかった。

　ハロー！プロジェクトの仲間たちは、ブログで心境をつづっている。鞘師加入時のモー娘。リーダーだった高橋愛は「よく決断したと思います。あんなにちっちゃかった鞘師はもう子供ではなく大人で、立派になったんだなと改めて感じました」と卒業発表に成長を感じた様子。「最後まで鞘師らしく突っ走ってください」とエールを送った。

　℃-uteリーダーの矢島舞美は「今ある環境を変える事はとても勇気の要る決断だっただろうし、日本を離れる事もきっと不安があるでしょう」と大きな決断をした鞘師の心中を察し、「そんな中でだした彼女の決断を、私たちハロー！プロジェクトメンバーは応援してあげたいですし、背中を押してあげられたらなと思います」とサポートを決意。そして「海外で頑張る彼女に負けないよう、私たちもハロー！プロジェクトを盛り上げていかなければいけませんし、彼女が安心して帰って来られる環境を作って待っていたいと思います」自身のさらなる飛躍を誓った。

　そして、同期でモー娘。に加入した譜久村聖は「里保ちゃんを先に見送るなんて思いもしませんでした」と率直な思いを告白。「ふたりでも9期の4人でも沢山話し合い、悔しかったり怒ったり色々な感情をぶつけ合い、眠れない日もありました」と思い出を回想しながら「里保ちゃんがモーニング娘。でいられる時間を大切に過ごしていきたいです」とつづった。
　
　同じく同期の鈴木香音も「私達も知ってからそう時間が経っていないので、感情がまだよく分かりません…」「ショックじゃないと言ったら嘘になる」と心境を明かすも、「大きな決断をした里保ちゃんを心から尊敬します」「里保ちゃんの事が好きだからこそ、私は里保ちゃんのこれからを応援します」と、同期の絆を感じさせた。