俳優の藤竜也(74)が、これまでの人生の“楽しみ方”をつづったエッセイ本『現在進行形の男』(宝島社)を上梓。同誌には藤のモノクロのポートレートが多数掲載されているが、貴重なカラーバージョンがORICON STYLEに届けられた。
今年公開された北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』に主演した藤は、昔気質の渋みのあるヤクザを演じ、若い世代にもファンを増やした。同書には、74歳になっても今なお現役として走り続ける藤の人生の哲学=楽しみ方が、親しみやすい文体で語られている。
中でも気になるのが、ストレートに打ち明けている妻で元女優の芦川いづみへの思い。石原裕次郎と何度も共演し、当時のトップ女優として活躍していたが、1968年に藤と結婚し女優を引退。以来、50年近くも寄り添ってきた妻に対し、藤は「結婚前は当然、カノジョを好きで、それはとてもスペシャルな感情でした」と回想。そして現在も「時間が経つに連れ、ものすごくプレシャス――かけがえのないものになって来る。それがなんともいえない愛しさになるのです」と、最愛の妻への愛をストレートに表現した。
そのほかにも、「台詞は自然に頭に入ってくる だから現場に台本は持ち込みません」「戦って来た結果、いまの僕がいる」「僕の大人の定義は40歳 記念にベンツを買いました」など、藤竜也という男のこだわりが凝縮されている。
『現在進行形の男』は現在発売中。
今年公開された北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』に主演した藤は、昔気質の渋みのあるヤクザを演じ、若い世代にもファンを増やした。同書には、74歳になっても今なお現役として走り続ける藤の人生の哲学=楽しみ方が、親しみやすい文体で語られている。
中でも気になるのが、ストレートに打ち明けている妻で元女優の芦川いづみへの思い。石原裕次郎と何度も共演し、当時のトップ女優として活躍していたが、1968年に藤と結婚し女優を引退。以来、50年近くも寄り添ってきた妻に対し、藤は「結婚前は当然、カノジョを好きで、それはとてもスペシャルな感情でした」と回想。そして現在も「時間が経つに連れ、ものすごくプレシャス――かけがえのないものになって来る。それがなんともいえない愛しさになるのです」と、最愛の妻への愛をストレートに表現した。
そのほかにも、「台詞は自然に頭に入ってくる だから現場に台本は持ち込みません」「戦って来た結果、いまの僕がいる」「僕の大人の定義は40歳 記念にベンツを買いました」など、藤竜也という男のこだわりが凝縮されている。
『現在進行形の男』は現在発売中。
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2015/10/14