女優の大島優子が9日、都内で行われたSMAPの稲垣吾郎主演の舞台『No.9−不滅の旋律−』公開ゲネプロ前に囲み取材に応じた。芸能界の結婚ラッシュに大島は「ニュースで見て他人事です。芸能人ってすごいな〜という感じ。全然（結婚は）無いでしょう」と言い切った。

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　一方、稲垣も「すごいですよね。最近…」と驚きつつ「そういう方がいたらいい」とコメント。劇中では大胆なラブシーンにも挑む稲垣に「プライベートでもないくらい？」と報道陣から質問が及ぶと「プライベートではあるんじゃないですか…あっ」と口を押さえるポーズ。「アイドルなのに…」とおどけて笑いを誘った。

　また、俳優・妻夫木聡と交際がうわさされている女優・マイコは結婚の質問に「舞台のことで頭がいっぱいです」とはぐらかし、舞台後のサプライズを期待する声には「舞台頑張ります」と苦笑い。さらに高岡早紀にも同様の質問がされると、稲垣は「ベートーヴェンの第九が作られた時のように、魂が響きあい喜びを分かち合えるような相手が現れればいいんじゃないでしょうか」とフォローしていた。

　天才音楽家・ベートーヴェンが聴覚を失ってから最後の交響曲『第九番』を生み出すまでの劇的な半生を描く同作。今回、本格的な舞台に初挑戦する大島に稲垣は「これを機会に舞台を好きになってもらいたい」とアドバイス。普段のけいこを「学校のよう」だという稲垣は大島について「横にずっと座ってたんですけど宿題とか教えてくれるようなしっかりしたカワイイ女の子」と例え、大島を照れ笑いさせていた。

　10日より赤坂ACTシアターを皮切りに全国3ヶ所で11月15日まで上演される。