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外国人が驚いた 日本ならではの不思議なマナー&ルール

 国が変われば文化も変わる。それぞれの国で当たり前と思われていることが、他国の人にとっては奇妙に見えることも…。日本で生まれ育った人は気づきにくいが「日本の文化で不思議に思うことや悩むこと」について、来日外国人たちに話を聞いてみた。

来日外国人が感じる日本の文化で不思議に思うことや悩むこととは?

来日外国人が感じる日本の文化で不思議に思うことや悩むこととは?

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 今回答えてくれたのは関西外国語大学の留学生、香港出身の姚 竣(ヨウ・シュン)さんと、アメリカ出身のムレル・ジェシカさん。ともにインターンとしての就業体験もあることから、新鮮な目で日本人の生活や会社での様子を聞いてみると、真っ先に出たのが「日本語の本音と建て前の違いがわかりにくい」というものだった。

 直接的な表現を好まない日本人のこの気質はよく言われていることで、“日本の美学”のひとつでもある。手土産を持参した時の「つまらないものですが」に代表されるように、ストレートな感情表現が当たり前の国から見ると、理解しにくくて悩むことが多いようだ。「日本語の難しさを感じます」とジェシカさんもポツリ。

 また、姚さんは「同じ会社の人ならば、知らない人でもあいさつをする」という日本のビジネスマナーに驚いたとか。名前は知らないけれど同じ会社の人だと認識している人とすれ違う時、日本の会社では「お疲れ様です」と声を掛け合うことが多いが、「香港では知っている人同士しか挨拶はしません」(姚さん)。ただ、同じ会社の仲間同士でねぎらい合う行為に、姚さんは「私は日本のやり方の方が良いと思います」と笑顔を見せる。

 ジェシカさんは、“始業時間や休憩時間には厳しいが残業はする”という文化について自国とのギャップを感じたとか。「アメリカでは、10分程度の遅刻は気にしない人も結構います。でも、残業はしませんね」。

 2014年のサッカーW杯ブラジル大会では、試合後に会場のゴミ拾いをする日本のサポーターの姿が海外でニュースになり、日本人の気質と文化が称賛されたこともあったが、マナーやルールの違いは、必ずしも悪い影響を及ぼすものではないはず。良い影響を与え合うためにも、違いを知り、理解を深めることが大切なのかもしれない。

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