女優の綾瀬はるかが、8月1日に放送される広島テレビ制作・日本テレビ系戦後70年特別番組『いしぶみ〜忘れない。あなたたちのことを〜』(後1:30)に出演することがわかった。昭和44年(1969)に放送された『碑(いしぶみ)』をリメイクした同番組は、昭和20年8月6日に広島で起きた原爆投下時の惨状を追憶するドキュメンタリー。オリジナル版では杉村春子が担当した朗読に、同県出身の綾瀬が起用された。当時の街をイメージしたセットで、番組の根幹となる『遺族の手記』を読み上げる。
また、番組ナビゲーターとしてジャーナリストの池上彰氏が、広島市で関係者に取材を敢行。今も消えることのない悲しみの声を聞き取り、隠されてきた生と死の物語を、今の時代に明らかにする。映画監督の是枝裕和氏が製作の指揮を執り、3人が戦争の悲惨さ、平和の尊さを真っ向から投げかける番組となる。
綾瀬とは映画『海街diary』(公開中)でもタッグを組んだ是枝監督は、綾瀬の「声の表現力」を起用理由に挙げ、「他の方の名前も挙がってその中から選んだというのではなく、今これをやるのであれば、綾瀬さんしかいないと思いました」と太鼓判を押す。収録を終え「本当に聞きやすい声。ささやく声でも、あれだけクリアに響くというのは、何か体の芯がしっかりしている。深い所から声が出ているから、ささやく声でも、すごく通る。今回に限らず、朗読が向いている方だと思います」と改めて絶賛した。
一方、朗読は初挑戦だったという綾瀬は「セットもこだわられていて、世界観に入りやすい環境を用意してもらいました。是枝監督が演出しくださるということで、見る方が増えて頂ければいいな」と期待を寄せる。学校の授業で原爆のことを知る機会が多かったというが「戦争を知らないもっと若い世代の子どもたちに見てもらって、少しでも原爆を知るきっかけにしてほしいです。皆で平和を願う、そういう思いにつながっていったらいいな」と思いを込めて語った。
また、番組ナビゲーターとしてジャーナリストの池上彰氏が、広島市で関係者に取材を敢行。今も消えることのない悲しみの声を聞き取り、隠されてきた生と死の物語を、今の時代に明らかにする。映画監督の是枝裕和氏が製作の指揮を執り、3人が戦争の悲惨さ、平和の尊さを真っ向から投げかける番組となる。
綾瀬とは映画『海街diary』(公開中)でもタッグを組んだ是枝監督は、綾瀬の「声の表現力」を起用理由に挙げ、「他の方の名前も挙がってその中から選んだというのではなく、今これをやるのであれば、綾瀬さんしかいないと思いました」と太鼓判を押す。収録を終え「本当に聞きやすい声。ささやく声でも、あれだけクリアに響くというのは、何か体の芯がしっかりしている。深い所から声が出ているから、ささやく声でも、すごく通る。今回に限らず、朗読が向いている方だと思います」と改めて絶賛した。
一方、朗読は初挑戦だったという綾瀬は「セットもこだわられていて、世界観に入りやすい環境を用意してもらいました。是枝監督が演出しくださるということで、見る方が増えて頂ければいいな」と期待を寄せる。学校の授業で原爆のことを知る機会が多かったというが「戦争を知らないもっと若い世代の子どもたちに見てもらって、少しでも原爆を知るきっかけにしてほしいです。皆で平和を願う、そういう思いにつながっていったらいいな」と思いを込めて語った。
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2015/07/10